【2024年最新】おすすめの格安バーチャルオフィスを徹底比較!登記や郵便転送も手軽に

個人の住所や電話番号の情報を守りながらビジネスを始めたい方は、バーチャルオフィスの利用がおすすめです。

バーチャルオフィスは数百円から利用することが可能で、サービスによって郵便物の転送や電話転送にも対応しています。

この記事では、おすすめの格安バーチャルオフィスを比較・解説しています。バーチャルオフィス探しの参考にしてください。

バーチャルオフィスとは

バーチャルオフィスとは、住所や電話番号を取得するために利用するオフィスのことで、ネットショップの特商法や配送元の記載に使ったり、登記可能なプランを選択すれば会社住所として登記に使うことも可能です。

昨今の個人情報に対する危機の高まりも相まって、自宅の住所や個人の連絡先をWebサイトに公開せずに、バーチャルオフィスの住所や連絡先を掲載するという選択を取る人が増えてきています。

通常の賃貸やシェアオフィスとは異なり、コストを安く抑えることができるというのもバーチャルオフィスのメリットの1つで、安いサービスだと月々1,000円前後で利用することが可能となっています。

個人でビジネスを始める場合にも初期コストやランニングコストを抑えることができ、これから事業を立ち上げたり会社を作りたいという方にも人気のサービスです。

バーチャルオフィスのサービス内容

住所利用

ビジネスを行う上では、相手方に住所を伝える必要がある場面が多々あります。

例えば、下記のような場合に住所を伝えなければなりません。

  • 公式サイトへの掲載
  • 請求書への記載
  • ネットショップでの特定商取引法に基づく表示
  • 登記に使用する会社住所
  • 郵便物送付時の送り主の記載

この時に自宅の住所を伝えてしまうと、Webサイト上へ記載されてしまったり取引先に住所を知られてしまったりします。

また、アパートやマンションの一室が住所だと、取引先によっては不安や心配につながってしまう可能性があります。

バーチャルオフィスの住所を使用することで、自宅バレを防ぐことができ、さらに住所もオフィス街の住所を使用することができるので、信頼感アップに繋がります。

最近では、ストーカーや嫌がらせなどのニュースを耳にすることも多く、特に女性の方は自宅住所をビジネスで利用するのではなく、バーチャルオフィスの住所を使用した方が安心できます。

郵便物の受取・転送

ビジネスや事業を行っていると、下記のような郵便物のやり取りが発生します。

  • 書類
  • 請求書
  • ネットショップの返品物
  • 商品サンプル

取引先ならまだ自宅住所を伝えられるかもしれませんが、サービス利用者の場合、会ったことがない人に伝えることになるため、プライバシーの観点で心配になります。

バーチャルオフィスの住所を郵便物の送付先に使用することで、自宅バレを防ぐことができたり、自分が不在での荷物を受け取りが可能になります。

バーチャルオフィスに届いた荷物は、サービス内容に基づいて定期的に転送してもらったり、自分でバーチャルオフィスに出向いて受け取ることが可能です。

電話対応

バーチャルオフィスのサービス内容によっては、電話の受付や転送、対応代行などを依頼することができます。

ネットショップなどを運営する場合には「特定商取引法に基づく表示」で電話番号(連絡先)の記載が義務付けられています。

個人の電話番号を掲載していしまうと、営業電話がかかってきたり嫌がらせの被害に遭う可能性があります。

電話番号の取得自体は、各種サービスを利用することで低価格で取得することも可能ですが、電話の受付や対応などは行ってくれないため、バーチャルオフィスを利用することでまとめて解決することが可能です。

電話受付 要件と折り返し先電話番号をメールなどで知らせてもらえる
電話代行 簡単な発着信についてマニュアルを元に対応してもらえる
電話転送 固定電話番号にかかってきた電話をスマホから出ることができる。スマホから発信が可能な場合も。

基本的にサービスレベルが上がると月額料金も上がってしまうので、自分にとって最低限必要なサービス内容を見極めてサービス選びを行うと良いでしょう。

バーチャルオフィスの選び方

サービス運営企業と実績

バーチャルオフィスを選ぶ際には、サービス運営企業の信頼度やサービス運営実績を確認するようにしましょう。

いくら安いバーチャルオフィスだからといって、怪しい会社が運営しているバーチャルオフィスを利用してしまうとそれだけで様々なリスクがあります。

上場しているような大企業や、有名なバーチャルオフィスを選ぶことで安心して利用することができます。

料金とサービス内容

バーチャルオフィスを選ぶ際には、自分に必要なサービス内容に合ったバーチャルオフィスを選ぶようにしましょう。

基本的にサービスの内容が充実するほど料金も高くなってしまうため、費用を抑えたければ最低限必要なサービス内容を提供しているものを選ぶのがおすすめです。

  • 会社登記での利用
  • 郵便物の転送
  • 電話対応・転送
  • 会議室などの利用

オフィスの住所

バーチャルオフィスを選ぶ際には、自分の活動エリアや自宅から近いバーチャルオフィスを選ぶのがおすすめです。

例えば、博多に住んでいて博多で事業を展開している人の住所が大阪だと少し不自然ですよね。

郵便物転送の際にも、自宅からバーチャルオフィスまでの距離が遠いとそれだけ転送に費用や時間がかかってしまいます。

自宅近くのバーチャルオフィスであれば、直接オフィスまで行って郵便物を受け取ることも可能な場合があります。

おすすめ格安バーチャルオフィス

2024年最新の、おすすめ格安バーチャルオフィスは下記の通りです。

サービス名 入会金 月額料金
GMOオフィスサポート 0円 660円〜
DMMバーチャルオフィス 5,500円 660円〜
NAWABARI 0円
(2024年10月31日まで)
1,100円〜
レゾナンス 5,500円 990円〜
METSバーチャルオフィス 0円 270円〜

1. GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポートは、GMOが運営する格安バーチャルオフィスです。

GMOインターネットグループは、東京プライム市場に上場している実績のある企業で様々なインターネットサービスを提供しています。

住所利用だけであれば、月額660円から利用することが可能で、郵便物転送や登記も月額1,650円で利用することが可能です。

GMOオフィスサポートの基本情報

サービス名 GMOオフィスサポート
料金 660円〜/月
拠点 全国15ヵ所
特商法での住所利用 660円〜/月
登記 1,650円〜/月
郵便物転送 1,650円〜/月
電話転送

GMOオフィスサポートの料金プラン

人気の「転送無しプラン」と「月1転送プラン」の違いは下記の通り。

プラン 転送無しプラン 月1転送プラン
月額料金 660円 1,650円
入会金 0円 0円
住所利用
会社登記
郵便物転送 月1回
電話転送

さらに、月1転送プランとサービス内容は同じで、転送頻度だけが異なる上位プランも提供されています。

プラン 転送頻度 月額料金
隔週転送プラン 2週間に1回 2,200円
週1転送プラン 週に1回 2,750円

2. NAWABARI

NAWABARIは、ネットショップ運営プランが用意されているなど、ネットショップに強いバーチャルオフィスです。

BASEやShopifyのアプリが提供されており、簡単に連携することが可能。

法人登記や郵便物の転送、電話対応なども可能なので、ネットショップに限らず幅広い業種で利用可能です。

NAWABARIの基本情報

サービス名 NAWABARI
料金 1,100円〜/月
拠点 東京・目黒(1箇所)
住所利用 1,100円〜/月
法人登記 1,650円〜/月
郵便物転送 1,100円〜/月
電話要件対応 1,100円〜/月
電話転送 オプションあり
(+2,800円/月)

NAWABARIの料金プラン

プラン名 ネットショップ運営プラン ビジネスプラン
月額料金 1,100円〜 1,650円〜
入会金 0円(2024年10月31日まで) 0円(2024年10月31日まで)
法人登記
郵便物転送(週1回)
電話転送 ※1 ※1
電話要件転送

※1 2,800円/月で利用可能な電話転送オプションあり

NAWABARIで利用できるオプション

有料オプションっで各種サービスが用意されていて、ニーズに合わせて組み合わせることが可能です。

サービス内容 概要 月額費用
電話転送(03番号発着信) 03から始まる番号での発信と着信の自動転送が可能 2,800円
インターネット FAXサービス FAXで届いた内容がPDFファイルに変換され、確認できる 3,300円
電話代行A コールセンターのスタッフが電話に応答して、内容をメールで知らせてくれる
対応時間 平日9時~18時
3,800円
電話代行B 着信内容をLINE、Slack、Chatworkなどで知らせてくれる
対応時間 9時~21時、土日祝日対応
11,000円
速達サービス 急ぎの荷物があった場合に最短翌日から転送してもらえる 550円/1荷物
都度転送サービス 急ぎの荷物があった場合に最短翌日から転送してもらえる 1,100円
郵便物開封と読み込みサービス 届いた郵便物がPDFで確認できる。転送料金削減に。 1,100円/月 + 1通110円

3. METSバーチャルオフィス

METSバーチャルオフィスは、月額270円から利用可能なコスパ抜群のバーチャルオフィスです。料金が格安なので、個人事業主やフリーランスの人から高い支持を得ています。

自社ビルでバーチャルオフィスを運営しているため、格安でサービスが提供されています。

東京都内に5拠点を構えており、一部の拠点ではコワーキングオフィスとして提供されています。

METSバーチャルオフィスの基本情報

サービス名 METSバーチャルオフィス
料金 270円〜/月
拠点 東京: 5箇所
登記 1,430円〜/月
住所利用 270円〜/月
郵便物転送 550円〜/月 ※1
電話転送

※1 別途転送手数料の支払いあり

METSバーチャルオフィスの料金プラン

お得な料金で利用できるプランは下記のようなものがあります。

プラン名 ライト ネットショップ ビジネス(郵便受取)
月額費用(年払い) 270円 550円 1,100円〜
法人登記 NG NG NG
郵便物転送 なし 即時転送
(郵送料+転送手数料550円)
即時転送
(郵送料+転送手数料550円)
※1
電話対応 NG NG NG

※1 月額1,375円の「ビジネス(月1転送コミ)」プランなら月1回の転送料金が無料に

ライトプランなら月額270円で住所の利用が可能で、格安でバーチャルオフィスを利用したい人に人気のプランです。

ネットショッププランなら、月額550円で郵便物転送に対応しており、こちらも他のバーチャルオフィスと比べると破格の値段。

4. DMMバーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィスは、DMMが運営する格安バーチャルオフィスです。

東京以外にも横浜、大阪、福岡、名古屋に拠点があり、好きな住所を選択することが可能。

電話転送のオプションにも対応しており、ニーズに合わせてプランを選択することができます。

DMMバーチャルオフィスの基本情報

サービス名 DMMバーチャルオフィス
料金 660円〜/月
拠点 6箇所(銀座、渋谷、横浜、大阪梅田、福岡天神、名古屋)
登記 1,650円〜/月
住所利用 660円〜/月
郵便物転送 660円〜/月 ※1
電話転送 2,860円〜/月

DMMバーチャルオフィスの料金プラン

DMMバーチャルオフィスで人気の「ミニマム」「ライト」「ベーシック」の違いは下記の通りです。

プラン ミニマム ライト ベーシック
入会金 5,500円 5,500円 5,500円
月額料金 660円 1,650円 2,530円〜
法人登記
郵便物転送
(宛先不明や返品に限る)
電話転送
(+2,200円/月)

(+2,200円/月)

(+2,200円/月)

ミニマムプランは、月額660円で一部郵便物の転送にも対応しており、低コストながら充実のサポート内容です。

いずれのプランも、2,200円/月のオプションを利用することで電話転送に対応しています。

5. レゾナンス

レゾナンスは、豊富なオプションで自分好みのカスタマイズ可能な格安バーチャルオフィスで利用することが可能です。

東京を中心に11拠点用意されていて、貸し会議室などの利用も可能。

また、電話秘書代行転送電話などにも対応しており、必要なサービスレベルに合わせてオプションを選択することが可能です。

人気の「ネットショップ住所貸しプラン」と「バーチャルオフィスコース 郵便物月1転送プラン」の比較は下記の通り。

レゾナンスの基本情報

サービス名 レゾナンス
料金 550円〜/月
拠点 東京: 11箇所
法人登記 990円〜/月
住所利用 550円〜/月
郵便物転送 550円〜/月 ※1
電話転送 2,750円〜/月

レゾナンスの料金プラン

プラン ネットショップ住所貸しプラン バーチャルオフィスコース
郵便物月1転送プラン
月額料金 550円〜 990円〜
入会金 5,500円 5,500円
法人登記
郵便物転送 週1回 月1回
電話対応
(+2,200円/月)

(+2,200円/月)

ネットショップにおすすめのバーチャルオフィス

ネットショップは個人で運営される方も多く、自宅の住所や電話番号などを公開してしまうとリスクも大きくなってしまいます。

安全にネットショップを運営したい場合は、バーチャルオフィスを使って住所と電話番号を利用するのがおすすめです。

ネットショップにおすすめのバーチャルオフィスは下記のページでご紹介しています。

【2024年】ネットショップにおすすめのバーチャルオフィスを徹底比較!