【2025年】STORES決済の評判やメリット・デメリットまとめ

STORESが提供する決済サービス「STORES決済」の評判やメリット・デメリットなどをまとめました。

初期費用・月額無料で導入することができ、これから店舗を始める方や新しく決済サービスを導入したい方など、STORES決済の導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

INDEX

STORES決済とは

STORES決済は、STORESが提供する実店舗向けのキャッシュレス決済サービスです。

導入社数は80,000社を超えていて、クレジットカードやQRコード、電子マネーによる決済が1つのサービスで利用できるようになります。

またSTORESはPOSレジや予約システム、ネットショップなどの周辺サービスも提供しており、それらのサービスと組み合わせて導入することでオールインワンでオンライン・オフラインのシステムを導入することができるという点もSTORESの強みです。

お得な新プランが登場!

STORESでは、2025年3月27日より中小事業者向けのお得な新プランが提供されています。

STORES新プランのポイント
  1. 月額無料のフリープランと、月額3,300円のスタンダードプランの2種類
  2. Visa、Mastercardの決済手数料が1.98%〜
  3. JCB、American Express、Diners Club、Discoverの決済手数料が2.38%〜
  4. スタンダードプランであればSTORESのPOSレジや予約システム、ネットショップなどの有料プラン向け機能がすべて利用可能
  5. スタンダードプランであれば決済端末が1台無料で利用可能

従来のプランと比べてクレジットカードの決済手数料が1.98%〜と業界最安水準まで大幅に引き下げされているほか、スタンダードプランは月額3,300円でSTORESが提供するPOSレジや予約システム、ネットショップなど様々なサービスの有料プラン向け機能が利用することができ、コスパはかなり高めです。

中小事業者の条件は下記の通り。

中小事業者の条件
  • 日本国内で事業を営む事業者であって、中小企業基本法が定める「中小企業者」に該当する会社及び個人であること
  • 上場企業の持分法適用会社、連結子会社、またはフランチャイズ提携先ではないこと
  • 年間の対面でのキャッシュレス決済総額が3,000万円未満(事業者における総額)であること
  • その他、「販売プランに関する特約」が定める要件

決済手段の種類と決済手数料率

豊富な決済手段を提供することで、お客様が好きな支払い方法を選ぶことができるため、機会損失を防ぐことに繋がります。

STORES決済では、下記の4種類の決済方法を利用することができます。

  • クレジットカード決済
  • 電子マネー
  • 交通系電子マネー
  • QRコード決済

それぞれの決済手段の対応ブランドと決済手数料は下記の通りです。

決済手段対応ブランド決済手数料
クレジットカードVisa
Mastercard
1.98%〜3.24%
JCB
Amex
Diners Club
Discover
2.38%〜3.24%
電子マネーiD
QUICPay
3.24%
交通系電子マネーSuica
PASMO
Kitaca
TOICA
manaca
ICOCA
SUGOCA
nimoca
はやかけん
1.98%
QRコード決済PayPay
d払い
楽天ペイ
au PAY
メルペイ
WeChat Pay
FamiPay
銀行Pay
Smart Code
3.24%

いずれも業界最安水準の決済手数料で利用することが可能で、中でも交通系電子マネーの手数料率はキャッシュレス決済サービスの中でもトップクラスのお得さを誇ります。

STORES決済の良い評判・メリット

月額無料で導入可能

STORES決済は、初期費用・月額無料のフリープランが提供されていて、固定費0円でキャッシュレス決済を導入することが可能です。導入後はキャッシュレス決済額に応じて発生する決済手数料しかかからないので、利用しない月に無駄な費用がかかったりということがありません。

ただし、フリープランの場合は決済端末(19,800円/台)の購入が必要となります。月額3,300円のスタンダードプランを利用することで、キャッシュレス決済端末を1台無料で利用することができます。

豊富な周辺サービスと合わせて導入可能

STORESはキャッシュレス決済だけでなく、オフラインとオンラインの様々な店舗向けサービスを展開しており、それらを組み合わせることで店舗に合わせたシステムを導入することが可能です。

STORESが提供するサービスの一覧は、下記の通り。

STORESの提供サービス
  • POSレジ
  • 予約システム
  • ネットショップ
  • モバイルオーダー
  • 請求書決済
  • データ分析
  • ブランドアプリ
  • ロイヤリティ(顧客向けポイント・ランクシステム)

スタンダードプランであれば、月額3,300円で上記の一部サービスのすべての機能が利用できるため、それぞれ単体サービスを契約する場合と比べるとコストをかなり抑えることが可能です。

請求書決済に対応

STORES決済では、請求書決済機能を使って決済ページを作ることができます。

件名や金額を入力して請求書ページを作成し、お客様にURLを送付すれば、あとはお客様側でURLからクレジットカードを使って支払いを行うことができます。

すべてオンラインで完結することができるので、遠方のお客様にサービスを提供する場合など様々なオンライン決済が必要なシーンで利用することが可能。

特定の業種で決済手数料率がお得に

STORES決済では、医療やその他対応業種についてVisaとMastercardのクレジットカード決済で特別料率が適用されます。

業種Visa, Mastercard決済手数料
医療1.5%〜
その他対応業種2.48%〜

VisaとMastercardはクレジットカードの中でも高いシェアを占める国際ブランドなので、対応業種の場合は忘れずに申し込みすることをおすすめします。

最短3営業日でスタート

STORES決済は、最短3営業日で導入できるなど、導入までの手続きや時間が少なく済むというのが特徴の1つです。

利用者が行わなければならないのは、申し込みとセットアップの作業だけで、簡単に決済サービスを導入することが可能です。

申し込み最短5分で完了
加盟店審査最短2営業日〜
決済端末の送付最短3営業日〜
利用開始最短5分でセットアップ

交通系電子マネーの決済手数料が安い

STORES決済は、交通系電子マネーでの決済手数料が1.98%と他のサービスと比べてかなりお得な料率設定となっています。

SuicaやPASMOなど、電車を利用する方であれば多くの人が持っており、タッチするだけでスピーディに支払うことができる交通系電子マネーは、業態によっては多く人が利用する支払い方法です。

特に顧客単価が低いお店では、交通系電子マネーでの支払いを使われる事が多いのでおすすめです。

充実したサポート体制

STORES決済は導入時・導入後のサポート体制が充実しているので、気になる点や分からない点はサポートと相談した上で導入することができます。

平日の営業時間内であれば電話サポートにも対応しているので、困りごとがあった場合は丁寧にサポートが受けられます。

導入後にはチャットサポートも利用することができるので、分からないことがあればチャットから質問することができます。

様々なPOSレジアプリと連携可能

STORES決済では、STORESレジはもちろんそれ以外の飲食店、小売、美容室・サロンなどそれぞれ業種別に特化したPOSレジと連携することができます。

連携可能なPOSレジアプリの一覧は、下記の通り。

STORES決済で連携可能なPOSレジアプリ
  • STORESレジ
  • スマレジ
  • ユビレジ
  • pos+(ポスタス)
  • poscube(ポスキューブ)
  • あっと決済
  • Okage
  • mAIpos
  • Bionly
  • Orange Operation
  • かんたん注文

また、会計ソフトとも連携しているため、

  • freee会計
  • MoneyForward クラウド会計

などのサービスと売上データを連携させることが可能です。

セキュリティ対策もばっちり

STORES決済では、下記のようにセキュリティ対策がしっかりと行われています。

国際的なセキュリティー基準「PCI DSS」に準拠し、通信時の情報は高い強度を持つ標準暗号化方式「トリプルDES」と暗号鍵管理方式「DUKPT」を使用しています。

クレジットカードの情報はスマホやタブレット、決済端末にも保存されることは無いため、昨今話題になっている情報漏洩についても心配する必要はありません。

STORES決済の気になる評判・デメリット

無料プランでは決済端末の有償購入が必要

STORES決済は、決済端末を無料で利用できるのは月額3,300円のスタンダードプランの登録が必要となります。無料プランでSTORES決済を導入する場合、1台あたり19,800円で決済端末の購入が必要となります。

スタンダードプランを利用することで決済手数料がお得になったり、STORESが提供するネットショップやPOSレジなどの有料プラン向けの機能が使えるようになるのでかなりお得ではありますが、導入コスト0円でキャッシュレス決済を導入したい方にとってはデメリットと言えるでしょう。

例えば、であれば初期費用・月額費用が無料で、かつ決済端末も無料で利用できるため、とにかくコストを抑えてキャッシュレス決済を導入したい方はそのようなサービスがおすすめです。

決済端末が簡易なカードリーダーのみ

STORES決済で使われるカードリーダーはAirペイで使われている端末と同じような比較的簡易な機種となっていて、Bluetoothによる接続方式となっています。

店内の電波状況や他の電波との干渉によって接続が切れる場合もあり、スピーディに支払いを行いたい店舗には少し不向きです。

端末自体がネットに接続されているような高機能な決済端末を導入したい場合は、スマレジやSquareがおすすめです。

STORES決済は中小規模の店舗におすすめ

STORES決済は、STORESレジと含めて初期費用と月額料金が0円から導入することができ、コストを抑えてPOSレジや決済サービスを導入したい中小規模の店舗におすすめのサービスです。

STORES決済はこんな人におすすめ
  • 中小事業者の方
  • コストを抑えて手軽に決済サービスを導入したい方
  • STORESレジを導入予定の方
  • 端末代金無料で決済サービスを導入したい方
  • 決済サービスをスピーディに導入したい方
  • 交通系電子マネーの決済手数料を抑えたい方

Squareとの比較

STORESSquare
POSレジSTORESレジSquare POSレジ
決済サービスSTORES決済Square決済
ネットショップSTORESネットショップSquareオンラインビジネス
予約システムSTORES予約Square予約

Squareは、決済サービスやPOSレジ、ネットショップなどを提供するサービスで、STORESの類似サービスの1つです。

どちらもオフライン・オンラインでのビジネスを手助けしてくれるサービスが提供されていて、決済サービスもSTORES決済とSquareで悩む場合が多々あります。

STORESとSquareの比較や違いについては、下記のページで詳しくご説明しています。

店舗運営のデジタル化・DXのおすすめ情報

POSレジ

POSレジは、売上管理や在庫管理など店舗運営に欠かすことができません。

また、POSレジによって連携可能なサービスが異なるため、POSレジを選ぶ際には連携サービスの有無をチェックして検討する必要があります。

おすすめのPOSレジサービスは下記のページで詳しくご紹介しています。

予約システム

飲食店であれば席の予約、美容系であれば施術の予約など、業態によっては予約システムとの連携が欠かせません。

予約システムが利用しづらいと、お客様の来店が遠のいてしまうきっかけにもなるため、POSレジと合わせて予約システムの検討がおすすめです。

おすすめの予約システムについては、下記のページで詳しくご紹介しています。

ネットショップ

店舗と並行してネットショップで商品を販売することで、時間や場所に制限されずに販売を行うことができます。

最近では無料で始めることができ、さらにたった数分でネットショップを始められるサービスも増えてきているため、かなり手軽に始めることが可能。

おすすめのネットショップ作成サービスは下記のページでご紹介しています。

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