【2024年】NAWABARIの評判やメリット・デメリットを徹底解説!

NAWABARI(ナワバリ)は、数あるバーチャルオフィスの中でも人気が高いサービスの1つで、費用を抑えて充実したサービスを利用することができます。

この記事では、NAWABARIの基本情報やNAWABARIに関する評判、メリット・デメリットを解説しています。

NAWABARIと他のバーチャルオフィスとの比較も行っているので、バーチャルオフィス選びで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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NAWABARI(ナワバリ)とは?

NAWABARIは、ネットショップ運営者におすすめのバーチャルオフィスです。もちろん、ネットショップ運営者以外にも様々な業種の個人事業主・経営者に利用されています。

バーチャルオフィスとして、大きく分けると下記の3つのサービスを利用することができます。

  • レンタルアドレス(住所貸し)
  • 電話用件・留守電転送
  • 郵便物受け取り・転送

主に「住所」と「電話番号」を借りることができ、電話については用件をメールで通知してもらえて、郵便物については指定住所まで転送してもらうことができます。

バーチャルオフィスを利用することで、個人の住所や電話番号を公開せずにビジネスを展開することが可能になるので、個人情報やプライバシーを公開することに抵抗のある人はバーチャルオフィスの利用がおすすめです。

NAWABARIはバーチャルオフィスの中でも料金を安く抑えることができ、それでいて充実のサービスを利用することができるため、多くの人に利用されているバーチャルオフィスとなっています。

NAWABARIの料金プラン

NAWABARIでは、下記の3つの料金プランが提供されています。

  1. ネットショップ運営プラン
  2. ビジネスプラン
  3. 海外プラン

3つめの「海外プラン」は海外の事業者が日本の住所でバーチャルオフィスを利用したい場合の料金プランとなるので、この記事では「ネットショップ運営プラン」と「ビジネスプラン」の2つの料金プランについて解説しています。

ネットショップ運営プランとビジネスプランの比較は下記の通りです。

プラン名 ネットショップ運営プラン ビジネスプラン
月額料金 1,100円〜 1,650円〜
入会金 0円(2024年10月31日まで) 0円(2024年10月31日まで)
法人登記
郵便物転送(週1回)
電話転送 ※1 ※1
電話要件転送

※1 2,800円/月で利用可能な電話転送オプションあり

大きな違いは「法人登記ができるか」という点で、ネットショップ運営プランの場合は法人登記に利用することができません。

個人事業主やフリーランスの方がNAWABARIを利用する場合は、基本的にネットショップ運営プランで問題ないでしょう。

NAWABARIの良い評判・メリット

まずNAWABARIの良い評判・メリットについては下記の通りです。

NAWABARIの良い評判・メリット
  1. 格安でバーチャルオフィスが使える
  2. EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィス第1位に選出
  3. 月額1,100円で郵便物転送が使える
  4. 月額1,100円で電話要件転送が使える
  5. ネットショップ作成サービスのBASEと連携
  6. 10個まで屋号の追加が無料

1. 格安でバーチャルオフィスが使える

NAWABARIは月額1,100円〜という格安料金でバーチャルオフィスを利用することが可能です。

月額1,100円という金額だけ見るともっと安いバーチャルオフィスもありますが、NAWABARIの場合は月額1,100円で郵便物転送も電話番号利用も可能となっており、どちらも利用できるプランで比較するとNAWABARIは他のサービスと比べてもかなりお得な料金設定になっています。

2. EC業界関係者が選ぶバーチャルオフィス第1位に選出

NAWABARIは、EC業界の関係者を対象にしたバーチャルオフィスのアンケート調査で第1位を獲得しています。

公式サイトの協力企業の中にも「BASE」「Shopify」「makeshop」などのネットショップ作成サービスのロゴが並んでいますね。

その他にも、ネットショップに関連する外部サービスを紹介していたり、ネットショップやECサイト関連のセミナーを開催しているなど、ネットショップ運営者のバーチャルオフィスの利用を積極的に推進していることが分かります。

3. 月額1,100円で郵便物転送が使える

NAWABARIは月額1,100円から郵便物転送を利用することが可能です。

基本的には週に1回届いた郵便物をまとめて転送してもらう形となりますが、有料オプションで速達サービスや都度転送サービスも利用可能です。

さらに、月額1,100円の「郵便物開封と読み込みサービス」に登録することで、1通110円でNAWABARIのスタッフが届いた郵便物を開封してPDF化したデータをメールで送付してもらうことも可能です。

読み込みサービスを利用することで、すぐに郵便物の内容を確認することができ、破棄しても問題ない郵便物だった場合はその場で破棄してもらい、転送の郵送費を抑えることができます。

NAWABARIの郵便物転送に関する有料オプション
オプション 費用 概要
速達サービス 1荷物 550円 前日午前中までに指示があった郵便物をまとめて即日転送してくれる
都度転送サービス 1,100円/月 前日午前中までに指示があった郵便物をまとめて即日転送してくれる
郵便物開封と読み込みサービス 1,100円/月 + 1通110円 届いた郵便物をPDFで閲覧、転送料金を節約できる
※6枚目以降1枚あたり10円の追加料金が発生します。
※両面を読み込む場合は2枚のカウントとなります。

4. 月額1,100円で電話要件転送が使える

バーチャルオフィスのサービスの中には電話番号を利用することが可能ですが、有料オプションとして提供されていたり、そもそも電話番号が利用可能なプランは月額料金が高めに設定されていたりします。

そんな中、NAWABARIはすべてのプランで下記の「電話要件転送」に対応しています。

NAWABARIの電話要件転送とは?
  • NAWABARIの電話番号をWebなどに掲載可能
  • 電話がかかってきたら留守番電話で対応
  • 留守番電話の内容から、要件と折り返し先をメールで教えてくれる

ネットショップの特定商取引法に記載するような場合だと、あまり電話がかかってくることも無い場合がほとんどなので、電話要件転送サービスで十分だと思います。

さらに、有料オプションを利用すると電話の転送や代行などにも対応することが可能です。

NAWABARIの電話番号利用に関する有料オプション
サービス内容 概要 月額費用
電話転送(03番号発着信) 03から始まる番号での発信と着信の自動転送が可能 2,800円
インターネット FAXサービス FAXで届いた内容がPDFファイルに変換され、確認できる 3,300円
電話代行A コールセンターのスタッフが電話に応答して、内容をメールで知らせてくれる
対応時間 平日9時~18時
3,800円
電話代行B 着信内容をLINE、Slack、Chatworkなどで知らせてくれる
対応時間 9時~21時、土日祝日対応
11,000円

5. ネットショップ作成サービスのBASEと連携

ネットショップ作成サービスのBASEではAppsを使って機能などを拡張することができますが、その中の1つに「NAWABARI」というAppsが提供されています。

基本的にはNAWABARIのWebサイトから会員登録をする場合と大きな違いはありませんが、BASEを利用している人は専用の登録フォームが用意されており、通常5,500円の初期費用が無料で始めることができ、お得にバーチャルオフィスを始めることが可能です。

また、ネットショップ運営プランについてはNAWABARIの公式サイトからは年間契約しか選択することができませんが、BASE利用者専用フォームからの場合月間契約を選択することが可能です。

月間契約の方が1ヶ月あたりの費用は高くなってしまいますが、試しにバーチャルオフィスを利用したい場合や気軽に利用したい方にとっては助かりますね。

※2024年10月31日まで公式サイトからの登録でも初期費用が無料になるキャンペーンを実施中です。

6. 10個まで屋号の追加が無料

NAWABARIでは、1つの契約で10個まで屋号を追加することが可能です。

他のサービスだと屋号が1つまでだったり、屋号の追加に費用が発生する場合もあるため、無料で屋号が10個まで追加できるのは複数のビジネスを展開されている方にとってはメリットの1つとなります。

NAWABARIの気になる評判・デメリット

様々なメリットのあるNAWABARIですが、下記のような気になる評判やデメリットもあります。

1. 拠点は東京目黒の1ヶ所だけ

NAWABARIのバーチャルオフィスの拠点は東京の目黒にある1拠点のみとなります。(詳細な住所は会員のみ公開)

他のサービスだと、東京にも複数の拠点があったり、東京以外の地方都市にも拠点が用意されているサービスも多いため、拠点の数やエリアを気にする方はデメリットの1つとなります。

ただし、ネットショップの運営であれば基本的に住所はあまり運営に関係しないため、東京以外にお住まいの方でも問題なく利用することが可能です。

2. 郵便物の直接受け取りは不可

バーチャルオフィスの中にはオフィス拠点へ直接出向いて郵便物を直接受け取ることが可能なサービスもありますが、NAWABARIでは直接受取りは利用することができません。

直接受取りが可能だと、転送費用を抑えることができたり、転送タイミングを待たずに郵便物を受け取ることができるため、直接受け取りを利用したい方にはNAWABARIは向いていないかもしれません。

ただし、郵便物の開封・読み込みサービスを利用すれば、追加料金は発生してしまうものの、郵便物の内容をすぐにオンラインでチェックすることが可能なので、そのオプションを利用するとデメリットは軽減することができそうです。

まとめ

NAWABARI(ナワバリ)は下記のような人にはおすすめのバーチャルオフィスです。

上記のような評判、メリット・デメリットがありますが、下記に当てはまる方にはNAWABARIはおすすめのバーチャルオフィスだと思います。

NAWABARIはこんな人におすすめ
  • コストを抑えてバーチャルオフィスを利用したい人
  • ネットショップ運営者や個人事業主、フリーランスなど
  • 月額費用を抑えて郵便物転送と電話番号利用のどちらも使いたい人
  • バーチャルオフィスの電話番号利用や電話転送を利用したい人
  • 都内で居住していたり事業を展開している人

一方、下記に当てはまる方はNAWABARIよりも他のサービスの方を利用した方がいいかもしれません。

NAWABARIが向いていない人
  • 地方など東京以外の住所のバーチャルオフィスを利用したい人
  • たくさんの拠点から近くのバーチャルオフィスを選びたい人
  • 拠点に出向いて郵便物の直接受け取りを利用したい人

いずれのバーチャルオフィスもメリット・デメリットがあるので、評判などをチェックして自分に合ったサービスを探してみてください。

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NAWABARIに関するよくある質問

Q. NAWABARIの住所で銀行口座は作れる?

A. NAWABARIの住所でも基本的には問題なく銀行口座の開設が可能

NAWABARIでは、下記の金融機関で実際に口座開設を行った実績があります。

  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • PayPal銀行

ただし、「りそな銀行」と「横浜銀行」については口座開設の実績はまだ無いとのことで、実際の口座開設の可否は分かりませんが、だめだった場合は他の金融機関で口座開設すれば問題なく銀行口座が作れるはずです。

また、あくまでNAWABARIの住所での実績があるというだけなので、口座開設の可否は各申込者ごとの審査次第という形になります。

Q. NAWABARIの運営会社は?

A. 株式会社Lucci

NAWABARIは「株式会社Lucci」という企業によって運営されています。

NAWABARIのバーチャルオフィス事業以外にも、民泊レンタルWi-Fi、反社チェックツール、スペース活用コンサルティングなど多岐にわたる事業を展開しています。

株式会社Lucciの概要は下記の通りです。

会社名 株式会社Lucci
設立 2017年2月(2011年6月〜)
所在地 東京都目黒区鷹番3-6-8 TSビル2F
代表者 代表取締役社長 出水洋樹
事業内容 飲食事業、スペース運用、通信機器レンタル事業、各種代理店事業、コンサルティング
許認可など
  • プライバシーマーク事業者番号 : 10790040
  • 電気通信事業者 届出番号 : A-25-13562
  • 全省庁統一資格 業者コード : 0000202274