スマホが決済端末として使えるキャッシュレス決済サービスを徹底解説!

一般的にクレジットカードのタッチ決済を行う場合は、専用の決済端末にカードをかざして決済を行いますが、スマホを決済端末として使えばスマホにクレジットカードをかざすだけで決済が完了し、専用の決済端末が無くても支払いを済ませてしまうことができます。

この記事では、スマホを決済端末として利用できるおすすめの決済サービスや、メリット・デメリットについて解説しています。

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「スマホを決済端末として使用する」とは?

一般的にクレジットカードのタッチ決済を行う場合は、専用の決済端末にカードをかざして決済を行いますが、スマホを決済端末として使えばスマホにクレジットカードをかざすだけで決済が完了し、専用の決済端末が無くても支払いを済ませてしまうことができます。

iPhone(iOS)の場合はTap to Pay on iPhoneという2024年より利用可能になった事業者向けのサービスを利用していて、AndroidもiPhoneに合わせてTap to Pay on Androidと呼ばれるサービスを利用しており、こちらは2023年から提供されています。

物理カードではなくてもApple PayやGoogle Payなどを使ったクレジットカードのタッチ決済にも対応しているので、店舗側とお客様側の2台のスマホでクレジットカード決済を完結することも可能。従来の決済端末にクレジットカードを差し込んだりタッチして支払うというオペレーションと比べると、かなり新鮮な体験だと感じると思います。

ただし、すべてのキャッシュレス決済サービスでスマホを決済端末として利用できるわけではなく、対応しているサービス限定で利用することが可能だったり、カード差し込みによる支払いには対応していないため、お客様のクレジットカードがタッチ決済に対応している必要があります。

対応しているキャッシュレス決済サービス

スマホを決済端末として使えるキャッシュレス決済サービスは、以下のようなサービスがあります。

スマホを決済端末として使えるキャッシュレス決済サービス
iPhone
Android
初期費用無料無料無料
月額費用無料無料無料
決済手数料2.50%〜2.48%〜1.98%〜
QRコード決済
(別サービスの申込みで利用可能/要決済端末)

Square決済

Squareでは、iPhoneとAndroidの両OSでスマホを決済端末として利用するタッチ決済が利用可能です。iPhoneの場合は「iPhoneのタッチ決済」、Androidの場合は「Tap to Pay on Android」というサービスがそれぞれ提供されていて、SquareのPOSレジアプリを通して利用することが可能。

すでにSquareの決済サービスを利用している場合は、別途申し込み不要で利用することが可能です。アカウント作成は無料で、審査自体は通常1~2営業日で完了するためスピーディにキャッシュレス決済を導入することが可能。

決済端末を利用する場合は、4種類の決済端末から選ぶことができるのでオペレーションに合わせた導入が可能です。

運営企業Block, Inc.
対応OSiPhone(iOS)、Android
QRコード決済
初期費用無料
月額費用無料
スマホのタッチ決済の決済手数料2.50%〜

また、Square決済では時期によってキャンペーンが展開されているので、それを活用してお得に導入するのがおすすめです。

Square決済の最新キャンペーン情報
  • 【Square決済】決済手数料が実質無料となる山分けキャンペーン(総額3億円に達し次第終了)

キャンペーン期間中の決済額に応じて、後日クレジットが付与されるため、期間中の決済手数料を実質無料でキャッシュレス決済を利用することが可能です。

キャンペーンページからの無料アカウント作成で参加することができ、審査が通り次第利用できるようになります。

キャンペーンの詳細はこちら

Airペイ

Airペイは「Airペイ タッチ」という決済方法が用意されていて、決済端末が無くてもiPhoneでタッチ決済を行うことが可能。iPhoneのみ対応していてAndroidやiPadでは利用することができません。

また、QRコード決済もスマホのカメラ機能を使って支払いが可能なので、別途決済端末を用意しなくても支払いを行うことが可能です。

運営企業株式会社リクルート
対応OSiPhone(iOS)
QRコード決済
初期費用無料
月額費用無料
スマホのタッチ決済の決済手数料2.48%〜

stera tap

stera tapは、iPhoneとAndroidのスマホを決済端末として利用できる決済サービスです。

iPhoneの場合は最短15分で利用することが可能で、すぐに使いたい場合にもおすすめ。Androidは最短5営業日で利用可能となっていて、今後短縮される予定とのこと。

iPhoneの場合はアプリのダウンロードから、Androidの場合はWeb上のフォームから申し込みが可能です。

運営企業SMBC GMO PAYMENT株式会社
対応OSiPhone(iOS)、Android
QRコード決済
(別サービスの申込みで利用可能/要決済端末)
初期費用無料
月額費用無料
スマホのタッチ決済の決済手数料1.98%〜

スマホをキャッシュレス決済として利用するメリット

充電の心配なし

キャッシュレス決済端末は、ディスプレイが付いていないため電池残量が分かりづらい場合が多く、たまに使おうと思ったら充電が切れているということが起こりがちです。

スマホ決済であれば、画面上にバッテリー残量が表示されているので確認しやすく、POSレジとして使っていれば普段から充電しているはずなので電池切れも起こりづらいです。

通信も安定

キャッシュレス決済端末はスマホやタブレットとBluetoothで接続して決済処理を行いますが、たまにBluetoothの調子が悪くうまく決済ができないことがあります。

スマホを決済端末として利用する場合は、スマホ自体の機能を使って決済処理を行うため、Bluetoothを使わずに支払いが可能なため、通信が不安定になることがありません。

ただし、スマホ自体がインターネットに接続していないと支払いが行えないため、モバイル回線やWi-Fi環境の用意は必要です。

故障の心配なし

キャッシュレス決済端末は、突然故障して決済が利用できなくなる可能性が考えられます。スマホであれば、比較的故障のリスクも少なく、万が一故障してしまった場合でも他のスマホで代用することが可能です。

決済端末が故障した場合は新しい端末の手配に数日かかってしまうため、その期間キャッシュレス決済が利用できなくなってしまうため、その点スマホを決済端末として利用する場合はそのリスクを抑えることができます。

初期コストを抑えられる

キャッシュレス決済サービスによっては決済端末が無料で利用できる場合もありますが、有料で購入する場合は初期コストが増えてしまう原因にもなります。

決済端末が不要であればスマホ本体の費用だけに抑えることができ、個人事業主やフリーランスの方であれば自身のスマホを使って導入することも可能なので、初期コストを抑えることができます。

スマホをキャッシュレス決済として利用するデメリット

お客様に不審がられる可能性

iPhoneやAndroidを決済端末として利用できるようになったのは比較的最近なので、利用したことがない方も多く人によっては不審に感じてしまう可能性があります。

基本的には個人事業主やフリーランスの方で、自身でお店を運営していたりサービスを提供したいる場合におすすめで、実店舗を構えているような場合は決済端末を用意した方がいいかもしれません。

会計速度は早くない

スマホを決済端末として利用する場合、POSレジアプリと連携して支払いを行うか、もしくは決済アプリに金額を入力して支払いを行うかのどちらかになります。

POSレジアプリを利用する場合はiPadなどのタブレット端末の方が操作性が高く、会計時のオペレーションはスムーズに行うことができ、決済アプリで金額を入力する場合も、わざわざ手入力で金額を入力する必要があるため、手間がかかります。

正直そこまでおすすめはしない

スマホを決済端末として利用することで、コスト面やオペレーション面でのメリットもありますが、同時にデメリットも存在しています。

実際にこの記事を読んでいる方も、多くの方が消費者目線でスマホを決済端末としてクレジットカードのタッチ決済を行ったことがないと思いますが、まだまだ広く普及している決済方法とは言えません。

基本的にはスマホやタブレットとは別で決済端末を導入した方が良いと思います。

キャッシュレス決済サービスによっては、決済端末を無料で利用できる場合もあるため、そのようなサービスを選ぶことで初期費用は減らすことができます。

スマホを決済端末として利用する場合は、メリットやデメリットをよく考えた上で導入するようにしましょう。

キャッシュレス決済サービスの導入キャンペーン

キャッシュレス決済サービスの事業者はそれぞれお得に導入できるキャンペーンを実施しています。

キャンペーンを活用すれば初期費用が抑えられたり、お得な決済手数料で利用できる場合があるので検討中の方はチェックしてみてください。

スクロールできます
開催中のキャンペーンキャンペーン内容キャンペーン条件キャンペーン期間
決済手数料山分けキャンペーンキャンペーン期間中の手数料が実質無料・4月15日以降にキャンペーンページからアカウントを作成した人が対象
・キャンペーン期間中に対面、もしくは非対面の決済を行うこと
終了日未定
新料金プランスタートSTORESの7つのサービスがお得に使える新プランが登場
0円スタートキャンペーンカードリーダーが無償貸与・申込後6ヶ月以内に審査通過
・Airペイの新規申し込みであること
終了日未定
楽天ペイ楽天ペイターミナル導入0円キャンペーン楽天ペイターミナルが0円で利用可能・審査から3ヶ月位内に通過すること
・3ヶ月以内に電子マネーでの1円以上の決済
・1店舗につき1台まで
終了日未定
楽天ペイカードリーダー導入0円キャンペーン楽天ペイカードリーダーが0円で利用可能・審査から3ヶ月位内に通過すること
・3ヶ月以内に電子マネーでの1円以上の決済
・1店舗につき1台まで
終了日未定
2025年4月時点
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