スマレジはタブレットPOSレジの中でも機能性とカスタマイズ性の高さが評判のサービスで、月額無料のスタンダードプランであれば0円で導入することも可能です。
この記事では、スマレジの料金プランや評判、メリット・デメリットについて解説しています。
スマレジとは

スマレジは、iPadやiPhoneなどのiOS端末を活用したクラウド型POSレジサービスです。初期費用を抑えつつ、直感的な操作性と豊富な機能を兼ね備えており、飲食店や小売店、美容室など幅広い業種で導入が進んでいます。
在庫管理や売上分析、顧客管理といった基本機能はもちろんのこと、店舗ごとの売上状況をリアルタイムで把握できるダッシュボード機能や、会計ソフト・ECサイトとの連携にも対応しているため、業務の効率化とデータ活用を実現することが可能。
月額無料で始めることができるので、コストを抑えてPOSレジを導入したいという事業者の方におすすめのサービスです。
対応業種
スマレジはタブレットPOSの中でも機能性の高さに関する評判が高いため、幅広い業種で利用することが可能。必要に応じてアプリマーケットで機能をカスタマイズすることも可能なので、業種ごとに必要な機能を追加することができます。
- 飲食
- 小売
- アパレル
- エステ
- 食品小売
- 美容室
- 催事(イベント)
例えば飲食店であればセルフレジやテーブルオーダー、小売であれば在庫管理など業種に合わせて必要な機能が用意されていて、アプリマーケットから必要な機能を追加することで拡張することも可能。
高いカスタマイズ性で、他社のPOSレジでできなかったことも、スマレジを使えば利用できる場合があります。
料金プラン
スマレジの料金プランは全業種向けのプランが「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムプラス」の3種類あり、加えて飲食店向けの「フードビジネス」と小売・アパレル向けの「リテールビジネス」で全部で5種類のプランから選択可能となっています。
各プランの月額費用と概要は下記の通りです。
プラン | 月額費用 | 概要 |
---|---|---|
スタンダード | 0円 | POSレジが無料で気軽に使えるエントリープラン |
プレミアム | 5,500円 | 複数店舗で管理したい人向けのプラン |
プレミアムプラス | 8,800円 | 顧客管理やポイント機能を利用したい人向けのプラン |
フードビジネス | 12,100円 | スマレジ・ウェイターが使える飲食店向けのプラン |
リテールビジネス | 15,400円 | 小売・アパレル向けの在庫管理が可能なプラン |
具体的な機能の違いは下記の通り。
プラン | スタンダード | プレミアム | プレミアムプラス | フードビジネス | リテールビジネス |
---|---|---|---|---|---|
月額費用 | 0円 | 5,500円 | 8,800円 | 12,100円 | 15,400円 |
レジ機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アプリマーケット | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
複数店舗管理 | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
スマレジAPI利用 | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
外部システム連携 | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
クーポン機能 | – | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ポイント管理機能 | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
セルフレジ | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
自動釣銭機連携 | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
オーダーエントリー | – | – | – | ◯ | – |
キッチン伝票出力 | – | – | – | ◯ | – |
小売向け在庫管理 | – | – | – | – | ◯ |
受注管理 | – | – | – | – | ◯ |
メールサポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
電話/チャットサポート | – | – | ◯ | ◯ | ◯ |
上記の比較表では、スタンダードプランの「◯」の数が少なく思えるかもしれませんが、POSレジに必要な基本的な機能については利用することが可能で、さらにアプリマーケットは利用可能なので必要な機能は追加することも可能です。
まずは月額無料のスタンダードプランで試してみて、使い勝手を確認してみるのがおすすめです。
スマレジの評判・メリット
- 月額無料で導入可能
- 豊富な機能とカスタマイズ性の高さ
- 幅広い業種での利用に対応
- アプリマーケットで機能追加やサービス連携が可能
- PAYGATEでキャッシュレス決済もスムーズに
- 周辺機器が豊富
- 強力や売上分析やデータの分析
- 高いサービス継続率
月額無料で導入可能

スマレジは、基本的な機能が無料で使える「スタンダードプラン」を用意しています。POSレジとしての基本機能はしっかり備えているため、初めてPOSレジを導入する店舗や、小規模な事業者にとってはコストをかけずに始められる点が大きな魅力です。
また、有料プランへのアップグレードも柔軟に行えるため、まずは無料でスタートし、業務に応じて必要な機能を追加していくという導入スタイルも可能です。
豊富な機能とカスタマイズ性の高さ

スマレジは、売上管理、在庫管理、顧客情報の管理など、日々の店舗運営に必要な機能を網羅しています。特に在庫管理機能は、リアルタイムでの在庫数反映や、複数店舗の在庫一元管理にも対応しており、規模の大きな運営にも対応可能です。
さらに、店舗の業種や業務内容に合わせた細かい設定やカスタマイズが可能で、個別のニーズにも柔軟に対応できます。操作画面やレシートのレイアウトまで調整できる点もポイントです。
幅広い業種での利用に対応

スマレジは飲食、小売、美容、アパレルなど、幅広い業種に対応しているのも特徴です。業種に応じて求められる機能や画面構成が異なりますが、スマレジは業種テンプレートや業務フローに合わせた柔軟な設定が可能です。
例えば、飲食店向けには注文・会計のスムーズな連携、小売店向けにはバーコード読み取りやポイント管理、美容室向けには予約管理との連携など、それぞれの業態に合った運用が行えます。
アプリマーケットで機能追加やサービス連携が可能

スマレジは、「スマレジ・アプリマーケット」からアプリを追加して、機能を拡張したり外部サービスと連携することで、店舗に合わせたカスタマイズが可能です。
例えば、モバイルオーダーや予約管理、会員証アプリなど業種に合わせて追加することが可能なので、販促や業務効率化などを簡単に実現することができるので、幅広い店舗で導入することが可能です。
PAYGATEでキャッシュレス決済もスムーズに

スマレジは同社が提供するPAYGATEというキャッシュレス決済サービスと連携することが可能で、ターミナル型の端末と連携することでクレジットカードや電子マネー、QRコード決済によるスムーズな会計が可能です。
中小事業者向けに決済手数料がお得になるプランも提供されているので、それらを活用してお得にキャッシュレス決済を導入することが可能です。
周辺機器が豊富

スマレジは、レシートプリンター、バーコードリーダー、キャッシュドロアなど、多彩な周辺機器と組み合わせて利用できます。Apple製品との相性も良く、iPadを中心としたスマートなレジ環境を構築することが可能です。
また、設置スペースや業務フローに応じたレイアウト設計がしやすいのも利点です。限られたスペースを有効活用できる点は、都市部の小型店舗などにも嬉しいポイントでしょう。
なお、周辺機器のサブスクプランも提供されているため初期費用を抑えて揃えることも可能です。
強力な売上分析やデータ分析

スマレジは、リアルタイムでの売上データや顧客動向を視覚的に把握できる分析機能を搭載しています。日別・週別・月別の売上推移、商品ごとの販売傾向、客層分析など、経営判断に役立つ情報がすぐに得られます。
これにより、売れ筋商品の把握や在庫調整、キャンペーンの効果測定など、マーケティング施策の精度を高めることができます。数字に基づいた運営は、利益率の向上にも直結します。
高いサービス継続率

スマレジは公式発表で99.4%がサービスを継続して利用していることからも、他のPOSレジへの乗り換えなどが少なく、使いやすいシステムだということが分かります。
スマレジのデメリット・気になる点
無料プランでは機能に制限がある
月額無料のスタンダードプランでは、一部の機能に制限がかかっていて有料のプランと比べるとできることが少なくなってしまいます。
例えば、Airレジは月額完全無料のサービスとなっており、一部スマレジの無料プランでは利用できない機能がAirレジだと利用できたりします。逆にAirレジで提供されていない機能がスマレジで利用できたりするため一概にどちらが優れているということは言えませんが、使い方やニーズに合わせて適切なサービスを選ぶ必要があります。
初期設定や操作に慣れるまでに時間がかかる場合がある
スマレジは高機能であるがゆえに、設定項目や操作画面も多岐にわたります。特にPOSレジを初めて導入する店舗や、ITリテラシーが低めのスタッフにとっては、最初の導入や運用に戸惑うことがあります。
サポート体制は充実していますが、マニュアルを読み込んだり、試行錯誤しながら慣れるまでには一定の時間が必要です。
まとめ

スマレジのメリットやデメリット、評判について解説してきました。まとめると、スマレジは下記のように考えている事業者の方におすすめのサービスです。
- 月額無料でタブレットPOSを導入したい
- 高機能なタブレットPOSを導入したい
- クラウドで売上やデータを見れるようにしたい
- 周辺機器を組み合わせて効率的なオペレーションを実現したい
- 外部サービスと連携したい
タブレットPOSの中でも、機能の高さとカスタマイズ性という点では高い評判を誇っていて、多くの事業者にとって使いやすいサービスだと言えるでしょう。
導入を検討している場合は、まずは無料のスタンダードプランに申し込んで実際にご自身で触ってみることをおすすめします。
