【2024年】無料POSレジのおすすめ4つを徹底比較!決済手数料や連携サービスは?

iPadなどのタブレット端末で簡単に利用できるPOSレジは様々なサービスがありますが、種類が多すぎて実際にどのサービスがいいのかが分かりづらくなってしまっています。

この記事では、2024年最新の無料で利用できるPOSレジサービスのおすすめ5つを徹底比較しました。

料金や機能、決済手数料、おすすめの業態など様々なポイントで比較しているので、POSレジを検討している方はぜひ参考にしてください。

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POSレジとは

POSレジとは、いわゆる「レジ」のことで、商品の数量を打ち込んで支払金額を計算し、会計や売上管理が行えるシステムのことを言います。

具体的には、下記のような機能を利用することが可能です。

  • 売上管理
  • 商品管理
  • 在庫管理
  • 顧客管理
  • 勤怠管理

単に会計処理を行うだけでなく、在庫管理や顧客管理、サービスによっては勤怠管理まで行うことが可能で、店舗オペレーションの情報をまとめて管理するという役割を担っています。

POSレジとPOSシステムの違い

POSシステムとは、販売情報を管理するためのシステムのことを指し、いつ、何が、いくらで、どのくらい販売されたかという情報がすべて集約されています。

一方、POSレジはPOSシステムと連携しているレジを指し、レジで打ち込んだ情報がPOSシステムに連携されるものをPOSレジと呼びます。

最近ではPOSシステムと連携していないレジの数も減ってきており、POSレジとPOSシステムがほぼ同じような意味を持つようになっていますが、正確な定義だと上記のような違いがあります。

POSレジを導入することでPOSシステムを利用することができるものがほとんどなので、基本的にはPOSレジを導入すれば問題ないというケースがほとんどです。

POSレジを導入するメリット

POSレジは店舗運営に欠かせない存在で、導入することにより下記のようなメリットがあります。

  • 売上がリアルタイムで確認できる
  • 在庫情報の一元管理が可能
  • 売上分析が簡単に行える
  • 顧客管理が行える

売上がリアルタイムで確認できる

POSレジを導入することで、店舗の売上がオンラインでリアルタイムに確認することができるため、離れた場所からもアプリやWeb上で売上をいつでも確認することができます。

過去の売上もグラフや表で確認することができるので、他の人に店舗運営を任せているオーナーや、複数店舗を管理しているマネージャーの方にはぴったりです。

在庫情報の一元管理が可能

POSレジを導入することで、商品の在庫情報を設定しておけば商品の在庫情報を一元管理することが可能になります。

例えば、複数店舗運営している場合には各店舗にどの在庫がどのくらいあるのかを確認することができたり、ネットショップを運営している場合には実店舗との在庫情報を連携して販売することも可能です。

売上分析が簡単に行える

売上情報がすべてデータ化されるため、どの商品がどのくらい売れているのかという情報がすべてダッシュボードから確認することができます。

日ごとや週ごと、カテゴリごとなどサマリを自動で作ってくれるので、自分で分析を行わなくてもレポートをチェックすれば簡単に売上状況の確認が行えます。

複数店舗を運営している場合でも、各店舗の情報をまとめて確認することができるので、販売施策の検討などスムーズに行うことができ、売上アップを目指すためには売上分析の情報を活用することが鍵となります。

顧客管理が行える

エステサロンや美容院、整体院など顧客管理が必要な業態は様々なものがありますが、POSレジを導入すれば会計の際に顧客情報を入力することで、来店頻度や来店履歴を管理できるようになります。

過去の来店でどのようなメニューを利用したか、どのくらいの頻度で来店されているのかが分かるので、来店が減っているお客様のフォローなども行うことができます。

顧客管理をきちんと行うことで満足度の向上や売上アップにつなげることができるため、POSレジを導入して正確な顧客管理を行うことが大切です。

POSレジの導入に必要な機器

POSレジの導入には、基本的にiPadなどのタブレット端末とネット環境があれば場所を問わずに導入することができます。

クレジットカード決済や電子マネー決済を導入する場合は追加で決済端末が必要となりますが、それぞれのPOSレジで連携している決済サービスがあるので、それを利用することで無料で端末を手に入れられる場合があります。

また、必要に応じてキャッシュドロワーやレシートプリンター、などの周辺機器が必要になる場合もあるので、ご自身の店舗に必要な機器を用意しましょう。

  • iPadなどのタブレット端末
  • ネット環境
  • 決済端末
  • キャッシュドロワー
  • レシートプリンター

すべて揃えると費用も高くなりそうですが、サービスによっては無料で利用できたり、補助金が使えたりするという場合があるので、月額料金だけでなく初期費用や、周辺機器の価格も合わせてチェックするようにしましょう。

POSレジの選び方

POSレジは、様々なサービスが公開されており、その中から自店舗にあったものを選ぶ必要があります。

費用で選ぶ

店舗の規模や売上金額に応じて、適した費用のサービスを選びましょう。

例えば、売上が月間で300万円を超えているような店舗の場合は、相対的にPOSレジのコストが小さくなるので、多少コストがかかっても機能が豊富なPOSレジを選択することで、より効率的な店舗運営が可能になります。

一方、出店して間もない店舗など売上が多くない場合は、無料で利用できるPOSレジを使用することでコストをかけずに売上管理が行えます。

連携サービスで選ぶ

POSレジはそれ単体だけでなく、予約システムや決済サービス、ネットショップなど様々なサービスと組み合わせて使用するケースが多いです。

そのため、POSレジ単体で検討するというよりは、周辺サービスも含めて自店舗にあったサービスを選ぶことが大切です。

下記のように、業種ごとに必要なサービスとの連携が強力なPOSレジを選ぶようにしましょう。

飲食店 モバイルオーダー、予約システム
美容系 予約システム、顧客管理
小売業 在庫管理、ネットショップ、クーポンなど

決済手数料で選ぶ

基本的にPOSレジは、連携が可能な決済サービスを利用する形になります。

決済サービスは、サービスごとに決済手数料が決められているため、POSレジが優れていても決済サービスが高すぎたり使いづらいものを選ぶと後で後悔することになります。

POSレジを選ぶ際は、連携している決済サービスも合わせて確認し、利用可能な決済方法や決済手数料をチェックするようにしましょう。

おすすめの無料POSレジ

2024年現在、おすすめのPOSレジは下記の4つです。

  1. スマレジ
  2. Square POSレジ
  3. STORESレジ
  4. Airレジ

いずれもPOSレジ機能だけでなく、予約システムや決済サービス、ネットショップなど連携サービスが充実しており、多くの業種で利用することが可能です。

無料プランから始めることが可能で、多くの導入実績があるため安心して利用することが可能です。

1. スマレジ

スマレジは、外部連携機能が強力なPOSレジアプリです。

拡張機能を組み合わせて様々なカスタマイズが可能で、店舗のオペレーションに柔軟に合わせることができます。

全国で45,000店舗以上がスマレジを使って店舗を運営しており、人気の高さも安心して利用できる理由の1つです。

サービス名 スマレジ
初期費用 0円
料金プラン
  • スタンダード : 0円
  • プレミアム : 5,500円/月
  • プレミラムプラス : 8,800円/月
  • フードビジネス : 12,100円/月
  • リテールビジネス : 15,400円/月
決済端末 スマレジ・PAYGATE
(月額3,300円〜)
決済方法
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済
決済手数料
  • クレジットカード : 2.9%〜
  • 電子マネー : 3.24%
  • QRコード決済 : 2.0%〜
スマレジのポイント

  • 無料でPOSレジを利用可能
  • クレジットカードや電子マネーの決済は月額費用が発生(スマレジの有料プランであれば決済サービスの月額費用が0円になるプランあり)

2. Square POSレジ

Square POSレジは、世界中で利用されているSquareが提供するPOSレジです。

国内だけでなく世界中でサービスを提供しているということもあり、アップデートの頻度が多く最新の機能を利用することができます。

最近では、iPhoneやAndroidのスマホを使ってクレジットカードのタッチ決済ができるようになりました。

サービス名 Square POSレジ
初期費用 0円
月額料金 無料
決済端末
  • Squareリーダー
  • Squareスタンド
  • Squareターミナル

※いずれも買い切りで月額は無料

決済方法
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済
決済手数料 3.25%
Square POSレジのポイント

  • 月額料金が完全無料
  • 複数の決済端末から選択可能
  • 決済サービスは端末購入費用のみで、月額は無料

Squareのキャンペーン情報

2024年11月以降、Squareの対面決済の一部でVISAとMastercardの決済手数料が3.25%から2.5%へと引き下げされることが発表されました。

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3. STORESレジ

STORESレジは、費用を抑えてPOSレジを導入したい人におすすめのPOSレジです。

STORESと言えばネットショップのイメージが強いですが、もちろんネットショップとの連携も可能なので、STORESでネットショップを運営したい人にはおすすめです。

予約システムやロイヤリティプログラムなども連携することが可能で、オムニチャネルでの販売を促進したい店舗におすすめです。

サービス名 STORESレジ
料金プラン
  • フリー : 0円
  • ベーシック : 4,950円/月
決済サービス STORES決済
決済方法
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済(WeChat Pay)
決済手数料
  • クレジットカード : 3.24%
  • 交通系電子マネー : 1.98%
  • QUICPay, iD : 3.24%
  • QRコード決済(WeChat Pay) : 3.24%
STORESレジのポイント

  • 無料でPOSレジを利用可能
  • 交通系電子マネーの決済手数料が1.98%
  • STORESのネットショップと在庫の連携が可能
  • 予約システムやロイヤリティプログラムなどのサービスと連携

4. Airレジ

Airレジは、リクルートが提供する完全無料のPOSレジアプリです。

POSレジの利用料金は0円なので、何店舗に導入しても月額0円で利用することができます。

AirペイやAirウェイトなど周辺サービスも充実しており、様々な業態で導入することが可能です。

サービス名 Airレジ
月額料金 0円
決済サービス Airペイ
決済方法
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済
  • ポイント決済
決済手数料
  • クレジットカード : 3.24%
  • 交通系電子マネー : 2.95%
  • QRコード決済 : 2.95%
Airレジのポイント

  • 利用店舗数No.1のPOSレジアプリ
  • POSレジの月額料金が完全無料
  • AirウェイトやAirリザーブなど連携サービスが充実

有料だけどおすすめのPOSレジ

無料のPOSレジは基本的にiPadなどのタブレット端末と外部の決済端末を連携させて使用する場合がほとんどですが、業態によっては使いづらかったりオペレーションが追いつかなくなる場合があります。

店舗によっては有料のPOSレジを利用することによって、業務効率化につながって売上アップにつなげることができる場合があるため、必要に応じて有料のPOSレジも検討してみましょう。

stera pack POS

stera pack POSは無料プランは無いものの、POSレジと決済サービスが1つになったサービスです。

決済端末にPOS機能が内蔵されているため、追加でiPadなどのタブレット端末が不要のため、端末費用を抑えることができ、かつレジスペースもコンパクトに済ませることが可能です。

サービス名 stera pack POS(ステラパックPOS)
初期費用 0円
月額料金 9,900円
決済サービス stera pack
決済方法
  • クレジットカード
  • 電子マネー
  • QRコード決済
決済手数料
  • Visa, Mastercard : 2.7%
  • 電子マネー : 3.24%
  • QRコード決済 : 3.24%
stera pack POSのポイント

  • 決済端末内蔵型だからタブレット端末が不要
  • レジスペースが狭くても設置が容易
  • 決済がスムーズに行える
  • Visa, Mastercardの決済手数料が2.7%とお得

店舗運営のデジタル化・DXのおすすめ情報

予約システム

飲食店であれば席の予約、美容系であれば施術の予約など、業態によっては予約システムとの連携が欠かせません。

予約システムが利用しづらいと、お客様の来店が遠のいてしまうきっかけにもなるため、POSレジと合わせて予約システムの検討がおすすめです。

おすすめの予約システムについては、下記のページで詳しくご紹介しています。

【2024年版】無料の予約システムおすすめ3つを徹底比較!DXやデジタル化に

ネットショップ

店舗と並行してネットショップで商品を販売することで、時間や場所に制限されずに販売を行うことができます。

最近では無料で始めることができ、さらにたった数分でネットショップを始められるサービスも増えてきているため、かなり手軽に始めることが可能。

おすすめのネットショップ作成サービスは下記のページでご紹介しています。

【2024年】無料ネットショップ作成サービスのおすすめ3つを比較! 【2024年】ネットショップ開業のおすすめサービス徹底比較!

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