LiteSpeedのレンタルサーバーはどこがおすすめ?徹底的に調べてみた

Webサーバーのソフトウェアとして、最近注目を集めているのが「LiteSpeed」です。

LiteSpeedを使ったレンタルサーバーも色々と登場してきており、今後LiteSpeedを採用するレンタルサーバーの数はどんどん増えてくると見られています。

この記事では、LiteSpeedの何が優れているのか、従来のソフトとどのような違いがあるのかご紹介しています。

LiteSpeedとは?

LiteSpeedとは、Webサーバーのソフトウェアの1つで、近年注目を集めている技術の1つです。

一般的なWebサーバーのソフトウェアとして知られているApacheと比べると、約3倍の高速化を実現できており、さらにApacheとの互換性が高いので設定ファイルやモジュールなどは従来のものを使い回すことができます。

最近ではLiteSpeedを採用しているレンタルサーバーもいくつか登場してきており、手軽な価格で超高速なサーバーを利用することができるようになりました。

LiteSpeedが使えるおすすめのレンタルサーバーランキング

LiteSpeedのWebサーバーが使えるレンタルサーバーはいくつかありますが、おすすめのランキングは下記のとおりです。

  1. mixhost
  2. カラフルボックス

No.1のmixhostは、サービスを提供してまだ3年程度ですがすでに多くのユーザーが利用しており、速度と性能などの高い評価を集めています。

No.1 mixhost

mixhostは2016年にサービスを開始したレンタルサーバーサービスです。

LiteSpeedのWebサーバーを利用することができ、ストレージもすべてSSDなのでWebサイトの速度にこだわりたい人におすすめのサービスです。

mixhostの評判や料金プランを徹底解説!

mixhostとエックスサーバーを様々な観点から比較した結果は下記のページでご紹介しています。気になる方は参考にしてみてください。

【2019年最新】エックスサーバーとmixhostを徹底比較!サーバー移転の簡単手順も

No.2 カラフルボックス

カラフルボックスは2018年7月にサービスを開始したこちらも比較的新しいサービスです。

もちろんLiteSpeedのサーバーを利用することができ、ストレージはすべてSSDなので高速なサーバー利用することができます。

月額480円から利用できるプランも提供されていて、お得な料金で高速サーバーを利用したい方におすすめですね。

LiteSpeedの優れているところ

では、LiteSpeedは一体どんな所が優れているのか、1つずつ詳しくご説明していきましょう。

Apacheとの互換性がある

Apacheは世界で最も利用されているWebサーバーのソフトウェアで、全世界の50%程度がApacheを使って動作していると言われています。

世界で高いシェアを誇るApacheとの互換性が高いため、設定ファイルやモジュールも従来のものをそのまま使うことができます。

何かトラブルがあった時も情報を見つけやすいので、Apacheとの互換性が高いLiteSpeedは乗り換えハードルが非常に低いソフトであると言えるでしょう。

HTTP/2に対応

HTTP/2とは、従来の方式よりも高速にリクエストとレスポンスをやり取りすることができるプロトコルです。

レンタルサーバーを利用する人はあまり気にする必要はありませんが、要はスピードが早いということになります。

WebサイトやWordPressをもっと高速化したいという方は、LiteSpeedのサーバーを選ぶとさらなる高速化を実現することができるのではないでしょうか。

QUICに対応

QUICとは、Googleが考案したリクエストとレスポンスを高速で安全に処理するためのプロトコルです。

こちらも細かい仕組みについて理解しておく必要はありませんが、QUICに対応しているLiteSpeedは高速に応答することができます。

応答速度が高速

応答速度とは、Webサイトにアクセスしてからファイルが転送されるまでの速度のことです。レスポンス速度とも呼ばれます。

応答速度が早いと、その分早くユーザーがページを表示することができるので、離脱率を低くすることができ、SEO対策の観点でも効果があります。

LiteSpeedのサーバーは応答速度が高速で、Apacheと比べると3倍の速度を誇ると言われています。

Webサイトの表示速度を少しでも早くしたいというこだわりがある方はLiteSpeedのレンタルサーバーを利用するのがおすすめです。

WordPressとの相性も優れている

「LiteSpeed Cache」というWordPressの公式プラグインが公開されており、LiteSpeedのレンタルサーバーを利用している場合は、このプラグインを導入するだけで簡単にサイトを高速化することができます。

WordPressはプラグインや機能を増やすとそれだけ表示速度が遅くなってしまいますが、プラグイン1つで色々な設定が行えるLiteSpeedは初心者でも手軽に高速化を実現することができますね。

まとめ

レンタルサーバーはエックスサーバーが圧倒的な人気を誇っていますが、mixhostやカラフルボックスなどのLiteSpeedを採用したサービスの注目も高まってきています。

しかし、サービス自体が比較的新しいためトラブルの数が多かったり、サポートが手薄だったりするのがデメリットとなってしまいます。

全体的に見てみると、初心者の方はエックスサーバーのような利用者が多いサービスを利用した方が困らないと思います。速度に関しても、エックスサーバーはLiteSpeedを採用しているサーバーと同等の速度があるので、初心者の方はエックスサーバーがおすすめです。