BASEなら匿名配送も簡単!住所や電話番号を非公開でネットショップを運営する方法とは

BASEとは

BASEは、初心者でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。ネットショップと聞くと難しそうなイメージを持たれる方も多いと思いますが、BASEを使えばとても簡単に、そして時間もかけずにネットショップを作ることができます。

初期費用・月額費用どちらも0円で利用することができ、デザインも自由自在に変更することができるのが魅力のサービスです。

どんなサービスなのか気になる方は、無料でアカウントを作ることができるのでまずは登録してみるのがおすすめです。

【2024年最新】BASEの評判やメリット・デメリットを徹底解説!

BASEを匿名で運営するためには

基本的にネットショップを運営する上で掲載しなければならない個人情報は

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号

の3つです。この中でBASEで非公開にすることが可能なのは、

  • 特商法に記載する住所や連絡先
  • 商品郵送時に記載する住所や連絡先

となっています。

氏名については、特商法での表示や商品郵送時に必要になるため、基本的に非公開にすることはできません。

そのため、氏名は公開されてしまいますが、それ以外の「住所」「電話番号」については非公開にする形で、匿名で運営することが可能となります。

もし氏名も公開したくないという場合には、メルカリのようなプラットフォーム型のサービスを利用する形がおすすめです。

BASEで匿名配送は可能?

BASEでは、「かんたん発送(ヤマト運輸連携)App」を利用することで匿名での配送が可能です。

送り主の

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号

を非公開にして商品を配送することができるため、個人情報をむやみに公開せずに済み、プライバシーを守ることができます。

特商法の表記を非公開にする

ネットショップなどの通信販売を行う場合、「特定商取引に関する法律」で販売者の情報を掲載することが義務付けられています。

しかし、BASEの場合「住所」「電話番号」に関しては非公開で設定することができるため、個人情報を公開することなくネットショップの運営が可能です。

非公開時の注意点

住所や電話番号を非公開で運営した場合でも、特定のシーンで購入者の方などに公開しなければならない場合があります。

シーン別に詳しくご説明していきます。

返品時などに住所や連絡先が必要になるケース

商品の返品が発生した場合に、購入者の方へ返送先の住所や連絡先を連絡する必要があります。

特商法で非公開にしていた場合でも、返品時は住所や連絡先を伝えないと商品を返送してもらうことができないため、伝えなければならない場合も。

それを防ぐためには、後述するバーチャルオフィスを利用することで自分の代わりに荷物を受け取り、自宅など指定した住所まで転送してもらうことが可能です。

利用者からの開示請求

特商法は、請求があった場合に遅滞なく連絡することにより住所や電話番号の非公開が認められています。

そのため、購入者や利用者から特商法に関する表記の開示請求があった場合は、正しい情報を伝えなければなりません。

自宅の住所や電話番号を公開したくない場合は、同様にバーチャルオフィスを使うことで回避することができます。

BASEならバーチャルオフィスもAppで簡単に連携

バーチャルオフィスを利用すると、バーチャルオフィスの住所や電話番号を利用することができ、特商法の表記や配送時に自宅バレや個人の連絡先が公開されてしまうことを防ぐことができます。

BASEなら、「NAWABARI」というバーチャルオフィスサービスと連携しているため、Appを追加して簡単に連携することが可能です。

月額費用も1,100円から利用でき、郵便物が届いた場合は外見の写真を撮ってもらいマイページから確認できます。

郵便物GPS混入チェックもしてくれるので、いたずらやストーカー、いやがらせの被害を未然に防ぐことができます。

電話転送や電話対応の代行は、有料のオプションに加入することで利用できるようになります。

その他のバーチャルオフィス

Appとして提供されていなくても、自分でバーチャルオフィスに申し込むことで他のサービスも利用することができます。

バーチャルオフィスは様々なサービスがあり、それぞれ料金、登記の可否、電話対応、郵便物転送の頻度や料金が異なるので、ご自身に合ったサービスを探してみてください。

おすすめのバーチャルオフィスの料金やサービス内容について下記のページで比較・解説しています

【2024年】ネットショップにおすすめのバーチャルオフィスを徹底比較!

GMOオフィスサポート

GMOオフィスサポートは、GMOグループが提供するバーチャルオフィスサービスです。

月額660円から利用することができ、月額1,650円の「月1転送プラン」から郵便物の転送にも対応してもらえます。

ただし、電話受付のサービスは提供されていないので、電話番号取得サービスなどを使って自分で受付する必要があります。

プラン 概要 料金
転送無しプラン 法人登記NG
郵便物受取NG
660円/月
月1転送プラン 法人登記OK
郵便物受取OK
1,650円/月
隔週転送プラン 法人登記OK
郵便物受取OK
2,200円/月
週1転送プラン 法人登記OK
郵便物受取OK
2,750円/月

フリーナンスバーチャルオフィス

フリーランス向けのサービスを提供する「FREENANCE(フリーナンス)」のバーチャルオフィスサービスです。

こちらも電話転送には対応していませんが、郵便物の転送に対応しているため返品対応などに利用可能です。

プラン 概要 料金
ライト 転送スパン月1回
登記NG
月額770円〜
スタンダード 転送スパン週1回
登記OK
月額2,420円〜
【2024年】ネットショップにおすすめのバーチャルオフィスを徹底比較!

BASEと比較されるサービス

BASEと比較されることの多いサービスが「STORES」です。

STORESもフリープランが提供されているため、月額無料でネットショップを運営することができます。

料金形態や機能などかなり似ているサービスですが、細かな機能やサービス内容に違いがあります。

BASEとSTORESのどちらにするかお悩みの場合は、ぜひ下記のページを参考にしてみてください。

【2024年版】BASEとSTORESを徹底比較!どっちが売れる?