ネットショップ開設サービスとして、大きな人気を誇るのが「BASE」です。初心者の方でも簡単にネットショップを作ることができ、その使いやすさからたくさんの人がBASEを使ってネットショップを構築・運営しています。
この記事では、ネットショップ開設サービス「BASE」の評判や特徴、人気の理由などをご紹介しています。
これからBASEを導入しようか悩んでいる方や、他のサービスとの比較検討を進めている方など、ぜひ参考にしてください。
BASEとは

BASEは、初心者でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。ネットショップと聞くと難しそうなイメージを持たれる方も多いと思いますが、BASEを使えばとても簡単に、そして時間もかけずにネットショップを作ることができます。
初期費用・月額費用どちらも0円で利用することができ、デザインも自由自在に変更することができるのが魅力のサービスです。
どんなサービスなのか気になる方は、無料でアカウントを作ることができるのでまずは登録してみるのがおすすめです。
BASEの評判
BASEを紹介しているページや、実際にBASEを使ってネットショップを運営しているオーナーなどにBASEの評判についてまとめてみました。長所と短所に分けてそれぞれご紹介していきます。
BASEの長所(メリット)
まずは、BASEの長所(メリット)からご紹介してきます。
初心者のためのネットショップ開設サービス
BASEは、初心者の方をメインターゲットとして作られたネットショップ開設サービスです。
ショップの基本情報を入力して、デザインテンプレートの中から好きなものを選んで、販売する商品の情報を入力すれば基本的な準備は完了です。
細かな設定は必要になりますが、1日あれば専門的な知識が無くても十分ネットショップを公開するまでの準備を整えることができます。
デザインのカスタマイズができる
BASEはHTMLを編集してデザインを編集することが可能です。そのため、細部まで自分の思い通りにデザインすることができ、完全にオリジナルのネットショップを作成することが可能です。
ネットショップは、サイトのオリジナリティを出してファンを増やすことによって売上を伸ばしていくことができます。
多くの人が気に入るようなネットショップを作るためには、まずデザインの段階からしっかりとブランディングを行うことが必要です。
Appsで機能を増やせる
BASEには、Appsを使うことで必要な機能を選んで追加していくことができます。
Appsには無料のものと有料のものがあり、それぞれ下記のような機能を追加することができます。
- シークレットEC
- 配送日設定
- 独自ドメイン
- 送料詳細設定
- 英語・外貨対応
- 年齢制限
- 商品検索
- ブロックリスト
- カテゴリ管理
- デジタルコンテンツ販売
- 数量制限
- ラベル
- 定期便
- 販売期間設定
- 予約販売
- 抽選販売
- 商品オプション
- テイクアウト
- ショップロゴ作成
- HTML編集
- ページ追加
- お知らせバナー
- Tシャツ作成
- スマホケース作成
- pixivFACTORY
- monomy
- オリジナルプリント.jp
- リモフォト by COLORFULLY
- Canvath(キャンバス)
など
- BASEロゴ非表示
- 不正決済保証
HTML編集によって自在にデザインを変更することができるので、より自由度の高いネットショップを作ることができます。
プロが作成したデザインテンプレートが購入できる
BASEには無料で使えるデザインテンプレートも多数公開されていますが、プロが作成した有料のデザインテンプレートを購入することが可能です。
ネットショップ作成サービスのようなものを作ると、どうしてもデザインに制限がかかってしまうため、それが嫌でWordPressを使ってEC-CUBEでネットショップを作るという方もたくさんいます。
有料デザインテンプレートはクオリティが高いものも多く、自分でカスタマイズしなくても簡単にデザインが優れたネットショップを作ることができてしまいます。
せっかくアクセスしてくれたお客さんも、デザインがチープだったりダサかったりすると、すぐに離脱してしまいます。ネットショップにおけるデザインは、お店の顔ともなるものなので、デザインテンプレート選びは慎重に行うようにしましょう。
オリジナルTシャツ、スマホケースが販売できる
BASEは、デザインとなる画像や写真をデータでアップロードすることによって、オリジナルデザインのTシャツやスマホケースを作ることができます。
自分でブランドを作ってみたいけど、資金の準備ができないという方も、まずはBASEでTシャツやスマホケースを販売して力試ししてみるといいですね。
BASEの短所(デメリット)
次に、BASEの短所(デメリット)をご紹介していきます。
手数料がちょっと高め
BASEの販売手数料は、無料のスタンダードプランの場合6.6% + 40円となります。STORESが5%であることを考えると、少し割高です。
ただし、有料のグロースプランを利用することで月額費用は5,980円かかってしまいますが、決済手数料を2.9%まで抑えることができます。
手数料に関する詳しい説明は下記でご説明しているので、参考にしてみてください。
BASEの料金プラン
BASEでは元々月額無料のプランしか提供されていませんでしたが、現在では無料の「スタンダードプラン」と月額5,980円の「グロースプラン」が提供されています。
2つのプランの違いは基本的に手数料だけなので、どちらのプランにするかはショップの売上規模に応じて決めると良いでしょう。
その他には有料のアプリが用意されていて、追加で月額料金を支払うことでアプリを利用することができます。
- BASEロゴ非表示
- 不正決済保証
BASEの手数料
BASEは無料の「スタンダードプラン」と月額5,980円の「グロースプラン」の2種類が用意されていて、それぞれの費用は下記のようになります。
月額費用 | 決済手数料 | |
---|---|---|
スタンダードプラン | 0円 | 6.6% + 40円 |
グロースプラン | 5,980円 | 2.9% |
正確には、スタンダードプランの手数料はサービス手数料の3%と、決済手数料の3.6% + 40円に分けられますが、ここでは分かりやすく6.6% + 40円としています。
スタンダードプランは売上がゼロの状態だと費用が一切かからないというメリットがあるものの、ある程度売上が増えてくるとグロースプランを利用した方がお得という価格設定になっています。
商品の単価によってもグロースプランの方がお得になるラインは異なりますが、月商が17万円以上の場合はグロースプランを利用した方がお得になります。
詳しくはBASEの公式サイトをチェックしてみてください
手数料を重視するならSTORESの方がいいかも?
BASEと比べられることの多いネットショップ作成サービスの1つが「STORES」です。STORESは、BASEと同じく初心者に人気のサービスで、使いやすい管理画面や、簡単にネットショップを作ることができることができます。
フリープラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 2,178円 |
決済手数料 | 5% | 3.6% |
BASEのグロースプランとSTORESのスタンダードプランを比べると、BASEの方が月額費用が3,800円ほど高くなっていますが、決済手数料は0.7%安く設定されています。
計算すると、月商が55万円を超えてくるとBASEの方がお得になる計算になります。手数料をなるべく抑えたいという方はこのラインを意識しておくといいでしょう。

BASEと他のサービスの比較
BASEとその他のネットショップ作成サービスの機能や料金、サービスなどを比較しました。どのサービスにしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。








