【2024年】デジタルコンテンツ販売におすすめのサービス徹底比較!

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デジタルコンテンツ販売(ダウンロード販売)とは?

デジタルコンテンツ販売とは、画像や動画、音声などのデジタルデータを販売することを言います。

通常、ネットショップで物理的な商品を購入した場合、購入して決済が完了すると、後日指定した住所まで商品が配送されますが、デジタルコンテンツ販売の場合は購入後にダウンロードリンクが表示され、データをダウンロードすることで取引が完了します。

代表的なデジタルコンテンツには、下記のようなものが挙げられます。

音楽・音声ファイル 自作した音楽やポッドキャストなど
写真・画像 写真やデジタルアート、イラストなど
テンプレート プレゼン資料のテンプレートやデザインファイルなど
電子書籍 書籍やマンガなど
動画コンテンツ ノウハウ動画やエンタメ動画などの動画コンテンツ

デジタルコンテンツの販売方法

  1. ネットショップで販売する
  2. プラットフォームで販売する

1. ネットショップで販売する

1つ目は、自分でネットショップを作ってデジタルコンテンツを販売する方法です。

デジタルコンテンツが販売できるサービスには、下記のようなものがあります。

デジタルコンテンツが販売できるネットショップ

  • BASE
  • STORES
  • カラーミーショップ
  • Shopify

ネットショップのメリット
  • ブランディングに強い
  • サイトデザインが変更可能
  • 物理的な商品と並べて販売が可能
ネットショップのデメリット
  • 自分で集客しないといけない
  • 公開までに多少の手間と時間がかかる
  • クレジットカード決済などの審査が必要な場合も

2. プラットフォームで販売する

2つ目は、プラットフォームで販売する方法です。プラットフォームを利用すれば、アカウントを作成してすぐにデジタルコンテンツのダウンロード販売を始めることができます。

デジタルコンテンツのダウンロード販売が可能なプラットフォームには、下記のようなサービスがあります。

デジタルコンテンツ販売が可能なプラットフォーム

  • note
  • BOOTH

プラットフォームのメリット
  • ライバルも多いが集客に強い
  • SNSに近い感覚でフォロワーなどを作ることができる場合も
  • 時間をかけずに販売開始できる
  • 氏名非公開で販売できるサービスも
プラットフォームのデメリット
  • 決済手数料やサービス利用料が高め

デジタルコンテンツ販売サービスの選び方

初期費用・月額費用

サービス利用料として初期費用や月額費用が発生する場合もありますが、

初めてデジタルコンテンツを販売する場合には、どのくらいの売上になるか見当がつかない場合も多いので、最初は無料サービスから初めてみるのがおすすめです。

決済手数料

決済手数料は、購入されるごとに発生する決済にまつわる手数料です。

各サービスごとに決済手数料が設定されていて、

決済手段の種類

決済手段の種類はデジタルコンテンツを販売する上で重視しなければいけない要素の1つです。

クレジットカード決済が利用できるサービスは多いですが、その他にPayPayやAmazon Payなどの決済サービスなどが利用できると、クレジットカードを持っていないお客様にも商品が販売できたり、決済における心理的ハードルを下げることができます。

利用者が使いやすいか

意外と見落としがちなのが、利用者視点で使いやすいサービスかどうかを見極めるという点です。

どうしても販売者側の都合で使いやすいサービスを選んでしまいがちですが、実際に購入してくれるのは利用者なので、利用者視点で使いやすいサービスかどうかを必ず確認しましょう。

匿名性

デジタルコンテンツ販売はインターネット上で活動しているクリエイターやインフルエンサーの方と相性がいいですが、その場合サービスの匿名性についてはしっかり確認しておきましょう。

基本的にネットショップで商品を販売する場合は、販売者の名称、住所、電話番号を掲載することが義務付けられています。

住所や電話番号はもちろん、氏名も公開したくないという場合は、プラットフォームが代理で販売者となってもらえるサービスを選びましょう。

ダウンロード販売が可能か

サービスによっては商品登録や販売は可能でも、デジタルコンテンツは購入後に手動で送付しなければならないものもあります。

購入後に個別で手動対応するのはかなり面倒ですし、購入者も購入後にすぐに手に入れたいため、ダウンロード販売が可能なサービスを選びましょう。

ダウンロード販売が可能だと、購入後にすぐダウンロードリンクからデジタルコンテンツのファイルデータをダウンロードできるため、手間もかからずすぐにデータを届けることができます。

販売後にデータの更新・アップデートが可能か

テンプレートファイルやデザインファイルの販売の場合、システムやツールのバージョンアップなどに合わせてファイルデータのアップデートが必要になる場合があります。

サービスによっては、販売後にデータの更新やアップデートが可能なものがあるので、必要な場合はそれらのサービスを選びましょう。

海外ユーザーへの販売が可能か

デジタルコンテンツは電子データということもあり、国内だけでなく海外のユーザーにも簡単に販売することが可能です。

サービスによっては表示言語が日本語だけだったり、海外からの決済に対応していない場合もあるため、海外もターゲットにする場合は適したサービスを選びましょう。

デジタルコンテンツ販売が可能なネットショップ

BASE(ベイス)

BASEは初心者でも簡単にネットショップを作ることができるサービスです。

「デジタルコンテンツ販売」というアプリが提供されていて、これを利用することで簡単にデジタルコンテンツの販売(ダウンロード販売)を導入することができます。

ただし、支払い方法がクレジットカード決済とPay IDのあと払いの2種類だけになるので、その点には注意が必要です。

初期費用 0円
月額費用
  • スタンダード : 0円
  • グロース : 16,580円
    (月払いだと19,980円)
決済手数料
  • スタンダード : 6.6% + 40円
  • グロース : 2.9%
決済手段(ダウンロード販売)
  • クレジットカード決済
  • あと払い(Pay ID)
販売可能ファイル ファイル形式を問わず販売可能
ファイルサイズ上限 1GB / ファイル
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STORES(ストアーズ)

STORESも初心者向けのネットショップ作成サービスで、スマホ1つでネットショップを簡単に作ることができます。

ダウンロード販売では、コンビニ決済やPayPal、楽天ペイなどを利用することができ、BASEよりも幅広い決済手段を利用することが可能です。

初期費用 0円
月額費用
  • フリー : 0円
  • ベーシック : 2,980円
    (月払いだと3,480円)
決済手数料
  • フリー : 5.5%
  • ベーシック : 3.6%
決済手段(ダウンロード販売)
  • クレジットカード
  • コンビニ決済
  • PayPal
  • 楽天ペイ
販売可能ファイル
  • 写真・画像
  • 動画
  • 音楽・音声
  • テキスト
  • zipファイル

など

ファイルサイズ上限 1GB / ファイル
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BASEとSTORESの比較

BASEとSTORESは国内で1,2を争う初心者向けのネットショップ作成サービスです。

無料で始めることができ、初心者でもスマホ1つであっという間にネットショップを作ることができます。

【2024年版】BASEとSTORESを徹底比較!どっちが売れる?

カラーミーショップ

カラーミーショップは無料で始められるネットショップ作成サービスです。

HTMLを除く全ての形式のファイルを販売することができますが、ファイルサイズの上限が200MBとなっている点には注意が必要です。

初期費用
  • フリー : 0円
  • レギュラー : 3,300円
  • ラージ : 3,300円
  • プレミアム : 22,000円
月額費用
  • フリー : 0円
  • レギュラー : 4,950円
  • ラージ : 9,595円
  • プレミアム : 39,600円
決済手数料
(クレジットカード)
  • フリー : 6.6% + 30円
  • レギュラー : 3.4%
  • ラージ : 3.19%
  • プレミアム : 2.99%
決済手段(ダウンロード販売)
  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • GMO後払い
  • 銀行振込

など

販売可能ファイル HTMLファイルを除く全ての形式
ファイルサイズ上限 200MB / ファイル
【2024年】カラーミーショップの評判やメリット・デメリットを徹底解説!

Shopify

Shopifyは、世界ナンバーワンのECサイト構築サービスです。

非常に高機能でカスタマイズ性も高いので、本格的にデジタルコンテンツを販売したい場合や、海外ユーザーにも広く販売したい場合におすすめのサービスです。

専用のアプリを導入することによって、簡単にデジタルコンテンツの販売を行うことができます。

ただし、サイト公開までに必要なステップや設定項目も少し多めなので、上級者向けのサービスです。初めてデジタルコンテンツ販売やネットショップを始めるという方は、BASEやSTORESなどの初心者向けサービスがおすすめです。

初期費用 0円
月額費用
  • ベーシック : 3,650円〜
  • Shopify : 10,100円〜
  • Advanced : 44,000円〜
決済手数料
  • ベーシック : 3.55%〜
  • Shopify : 3.4%〜
  • Advanced : 3.25%〜
決済手段(ダウンロード販売) 制限なし
販売可能なコンテンツ アプリによる
ファイルサイズ上限 アプリによる
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おすすめのデジタルコンテンツ販売プラットフォーム

note(ノート)

noteはブログサービスというイメージが強いかもしれませんが、一部デジタルコンテンツの販売にも対応しています。

ただしネットショップのように商品を購入するのではなく、有料記事の中にデジタルコンテンツを配置して、記事を購入してもらう形となります。

記事を購入するという体験が、場合によってはデジタルコンテンツを購入するという形式よりも心理的なハードルを低くしてくれる場合があるかもしれません。

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手段・決済手数料
  • クレジットカード決済 : 5%
  • キャリア決済 : 15%
  • PayPay : 7%
  • noteポイント : 10%
  • PayPal : 6.5%
プラットフォーム利用料
  • 有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップ : 10%
  • 定期購読マガジン : 20%
販売可能なコンテンツ
  • テキスト
  • 画像
  • 音声
  • 動画
ファイルサイズ上限 50MB/1ファイル

BOOTH

BOOTHは、イラストや漫画、フィギュアなどの創作活動に強い販売プラットフォームです。

デジタルコンテンツの販売にも対応していて、プラットフォームと言いながらもショップページはカスタマイズが可能でオリジナリティのあるページも公開することが可能です。

初期費用 0円
月額費用 0円
決済手数料 5.6% + 22円
(無料配布の場合は手数料0円)
決済手段
  • クレジットカード
  • 楽天ペイ
  • コンビニ支払い
  • 銀行決済
  • PayPal
  • pixivcoban
  • ピクシブかんたん決済

など

販売可能なコンテンツ
  • 写真・画像
  • 動画
  • 音楽・音声
  • テキスト
  • zipファイル

など

ファイルサイズ上限 1GB / ファイル

まとめ

デジタルコンテンツ販売は、自分でコンテンツを制作すれば原価を抑えることができ、在庫リスクも無いため初心者でも挑戦しやすいビジネスの1つです。

コンテンツのクオリティも大切ですが、売上を伸ばすためには宣伝や集客にも力を入れることで成功率を高めることができます。

販売開始後すぐに売上を伸ばすことは難しいかもしれませんが、販売施策を地道に行って、自分なりに上手くいく方法を考えながら挑戦してみてください。

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また、匿名性を高めたい場合はバーチャルオフィスの利用なども検討しましょう。バーチャルオフィスを利用することで、個人の住所バレや電話番号の公開を防ぐことができるので、プライバシーを守りながら販売が可能となります。

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