2024年9月17日に、BASEの「販売パートナーApp」の全機能がリリースされ、先行体験ショップで利用できるようになりました。
販売パートナーAppを利用することで、自社で商品の製造や販売を行っている「ブランドショップ」と、様々なブランドの商品を取り扱う「セレクトショップ」が連携することで、商品の委託販売を行うことができます。
この記事では、BASEの販売パートナーAppの詳細や利用するメリットをご紹介しています。
目次
販売パートナーAppとは
BASEの販売パートナーAppとは、ショップ間での委託販売連携を可能にする機能です。
例えば、自社で商品の製造や販売を行っている「ブランドショップ」と、様々なブランドの商品を取り扱う「セレクトショップ」が連携することで、商品の委託販売を行うことができます。
BASE公式サイト上で、【「つくる才能」と「売る才能」をマッチング】という説明がある通り、それぞれ得意領域が異なる場合があるので、強みを活かして商品の販売を行うことができるようになります。
現在は先行体験ショップの募集を行っていて、フォームから申し込みを行うことで利用することができます。機能の一般公開は未定です。
販売報酬はどうやって決まる？
販売報酬については、ブランドショップが販売パートナーAppに商品を登録する際に、販売報酬率を10%〜70%の間で設定するようになっています。
報酬を高くするほど販売パートナーからの申請を多くもらうことができますが、その分利益率も低下してしまうため、製造原価や販管費などを考慮した上で自社に適した販売報酬率を決めることが大切です。
一方、セレクトショップは商品を探す際に一緒に販売報酬率もチェックすることができるので、商品の魅力だけでなく実際に利益を生み出しやすそうな商品を探すことができます。
販売パートナーを見つける流れ
販売パートナーを見つけるまでのステップは、下記の通りです。
- ブランドショップ（製造）が、販売してほしい商品をAppから登録する
- セレクトショップ（販売）が、販売したい商品を登録された商品の中から選んで申請する
- ブランドショップが申請を承認すると連携開始
製造を担当する「ブランドショップ」と、販売を担当する「セレクトショップ」で必要な作業や手順はそれぞれ下記の通りです。
ブランドショップ（製造）のやること
商品を他のショップで委託販売してほしい場合は、販売パートナーAppから販売委託したい商品を登録しましょう。
興味を持ってくれたセレクトショップがあれば、販売パートナーApp上で連携の申請が届きます。
申請してくれたショップを確認して、問題なければ申請を承認すると、委託販売連携を開始することができます。
セレクトショップ（販売）のやること
セレクトショップ側は、販売パートナーApp上で登録されている商品の中から、自分のショップに合った商品を探すことができます。
販売商品が見つかったら、App上から申請を行って、ブランドショップからの承認がもらえると、販売を開始できるようになります。
販売パートナーAppを利用するメリット
ブランドショップ（製造）は販路を拡大できる
自社で商品を製造しているブランドショップは、自分のショップだけでなく、連携したセレクトショップ上でも商品を販売できるようになるため、販路を拡大して売上をアップできる可能性があります。
例えば、商品の製造には自身があるけれどネットショップの運営方法が分からず苦戦しているショップなど、代わりに販売してもらうことができるので、メインの商品製造に注力することができます。
セレクトショップ（販売）は取り扱い商品を増やせる
セレクトショップは、他社のブランドの商品を販売する形になるので、商品を仕入れたり、交渉して販売許可をもらったりする必要があります。
販売パートナーAppを利用することで、すでに委託販売に前向きなブランドの商品をまとめて確認することができるため、販売商品を探しやすくなるというメリットがあります。
先行体験ショップの申込方法
先行体験ショップに申し込みたい場合は、下記のBASEが公開したページの「先行体験に申し込む」というリンクからフォームに遷移して、申し込みを行うことができます。
ショップのアピールポイントなどを記入する項目もあるので、自身のショップの魅力や強みなどを積極的にアピールしましょう。
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