【2024年】BASEとBOOTHを徹底比較!費用や売れるジャンル、デザイン、匿名性などの違いを解説

同人誌やイラスト、グッズなどの販売を始めたいと思った時に候補としてよく挙がるサービスが「BASE」と「BOOTH」です。

今回は、BASEとBOOTHの違いや費用、ジャンル、デザインの比較、選ぶ際のポイントなどを解説したいと思います。

INDEX

BASEとは

BASEは、初心者でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。ネットショップと聞くと難しそうなイメージを持たれる方も多いと思いますが、BASEを使えばとても簡単に、そして時間もかけずにネットショップを作ることができます。

初期費用・月額費用どちらも0円で利用することができ、デザインも自由自在に変更することができるのが魅力のサービスです。

どんなサービスなのか気になる方は、無料でアカウントを作ることができるのでまずは登録してみるのがおすすめです。

【2024年最新】BASEの評判やメリット・デメリットを徹底解説!

BOOTHとは

BOOTHは、同人誌や漫画、フィギュアなどの創作活動を行うクリエイターのためのマーケットプレイスです。

pixivが運営しているということもあり、創作活動やアニメ、漫画関連のグッズ・デジタルコンテンツが多く出品されています。

BASEやSTORESのようなオリジナルサイトではなく、マーケットプレイス型なので色々なクリエイターが出品している商品の中から自分が欲しいものを探すことができます。

初心者でも簡単に出品することができ、気軽に始められる点が魅力的なサービスです。

BASEとBOOTHの大きな違い

BASEはカテゴリ全般で使える、BOOTHは同人やイラスト向け

BOOTHは「pixiv」というイラストや漫画などをアップロードするSNSを運営する企業によって提供されているサービスということもあり、同人やイラスト販売などが盛んに行われています。

マーケットプレイスなので、利用者は様々なショップの商品の中から好みの商品を探すことができ、同人・イラストジャンルの商品については一定の集客力を活用することができます。

一方で、それ以外のカテゴリの商品を販売する場合は集客力を活用することが難しいため、あえてBOOTHを選択する必要はないかもしれません。

BASEはオリジナルサイト、BOOTHはマーケットプレイス

BASEはオリジナルサイト型なので、独自ドメインが使えたりオリジナルデザインのショップを作ることができますが、BOOTHはマーケットプレイス型なので販売ページのカスタマイズができる程度に留められています。

あまりデザインにこだわらないという場合はどちらのサービスを使っても問題ありませんが、しっかりとブランディングを行うためにデザインにこだわりたい場合はBASEがおすすめです。

その他のBASEとBOOTHの比較

上記以外にも、BASEとBOOTHは細かな点でたくさんの違いがあります。

今回は、下記の点についてBASEとBOOTHの違いをまとめました。

  • 出店方法
  • 費用
  • オリジナルグッズ作成
  • デザイン
  • ジャンル
  • 匿名性

では、1つずつご説明していきたいと思います。

出店方法の比較

CHECK!

  • BASEはオリジナルショップ型
  • BOOTHはマーケットプレイス型

先ほどもご紹介したように、BASEはオリジナルショップ型、BOOTHはマーケットプレイス型のサービスです。

例えば、BOOTHはキーワード検索を行うとすべてのショップの商品から検索が行われますが、BASEの場合は自分が出品している商品だけが検索結果に表示されます。

そのため、BOOTHの場合はお客様の数も多いが競合も多いという状態で、他のショップと購入者の奪い合いのような形になっています。

一方、BASEはオリジナルショップ型なので、そもそも自分で宣伝しなければショップにアクセスしてもらうことができません。

SNSもほぼやっておらず、集客を自分で行うのが難しい場合はBOOTHのようなマーケットプレイス型のサービスを利用した方が多くの人に自分の商品を知ってもらえる可能性があります。

BASE BOOTH
出店方法 オリジナルサイト マーケットプレイス
独自ドメイン
集客力 自分で集客しないと利用者がいない 一定の利用者が存在しているが、販売者の数も多い

費用の比較

CHECK!

BASEとBOOTHは費用面はあまり変わらない
BASE BOOTH
初期費用 0円 0円
月額費用 0円〜 0円
販売手数料 6.6%+40円 5.6%+22円
振込手数料 250円
(2万円未満の場合は750円)
200円
(3万円以上の場合は300円)

BASEの料金プラン

BASEには月額無料のスタンダードプランと月額料金がかかるグロースプランの2種類が用意されています。

グロースプランにすると、月額19,980円(年払いなら16,580円)がかかりますが、決済手数料を2.9%まで減らすことが可能。

およそ1ヶ月の売上が20万円弱ほどになると、グロースプランを利用した方がお得な計算になります。

スタンダードプラン グロースプラン
初期費用 0円 0円
月額費用 0円 19,980円
(年払いなら16,580円)
決済手数料 6.6%+40円 2.9%

オリジナルグッズ作成の比較

CHECK!

  • BASEは「monomy」と「オリジナルプリント.jp」が利用可能
  • BOOTHは「pixivFACTORY」が利用可能

オリジナルグッズ作成とは、オンデマンド販売とも呼ばれている販売形態で、既存のパーツに画像やイラストを印刷して自分だけの商品を販売できる仕組みのことです。

注文が入ってから商品を制作するので、在庫を抱える必要が無いため、初心者でもリスクを抑えて商品やグッズの販売が可能。

販売できる商品のジャンルやカテゴリも非常に幅広く、簡単に利用できるため販売者・購入者ともに利用者数が増えてきています。

BASEもBOOTHもそれぞれオリジナルグッズを作成・販売するサービスと連携されていますが、連携されているサービスが異なるため、オリジナルグッズを販売したいと思っている方は、連携しているサービスの内容をチェックしてからどちらにするか選択するといいと思います。

BASEのオリジナルグッズ作成

現在、BASEが連携しているオリジナルグッズ作成サービスは「monomy」と「オリジナルプリント.jp」です。

monomyは、スマホから簡単にアクセサリーが作れるサービスで、自分でパーツを組み合わせてオリジナルのアクセサリーが作成可能。

オリジナルプリント.jpは、Tシャツやスマホケース、ファッション雑貨屋、インテリアなど様々なジャンルのオリジナルグッズが作れるサービスで、1,500種類以上のアイテムを使ってオリジナルグッズを販売することが可能です。

BOOTHのオリジナルグッズ作成

BOOTHは、同じpixivが運営している「pixivFACTORY」を使ってオリジナルグッズの作成・販売が可能です。

オリジナルプリント.jpと比べると利用できるアイテムの幅は多少狭まりますが、同人誌やイラスト、漫画などと相性のいいアイテムはpixivFACTORYの方が多く揃えられています。

デザインの比較

CHECK!

  • BASEは100種類以上のテンプレートから選択可能
  • BOOTHはテンプレートは固定されているが、画像や色など変更可能

BASEは、22種類の無料テンプレートと、80種類以上の有料テンプレートが用意されていて、自分のイメージにぴったりのデザインのネットショップを作成することができます。

BOOTHは、基本的にどの販売ページも同じテンプレートが使われており変更することはできませんが、画像や色など細かな点については変更が可能です。

BASEのデザインについて

BASEは豊富なテンプレートが提供されている上に、AIを使ったオリジナルデザインの作成デザインパーツを使ったカスタマイズを行うことができます。

AIを使ったオリジナルデザインは、扱っている商品の情報とイメージを表現するキーワードを入力することで、AIが適切なデザインを生成してくれるというもの。

さらにAIが提案してくれるデザインを自分好みにカスタマイズすることも可能なので、初心者でも簡単におしゃれなデザインのネットショップを作成することができます。

またテンプレートの中で使用可能な「デザインパーツ」が用意されていて、画像や動画などのメディア、商品、SNSのバナーなどを自分の好きな順番に配置することが可能です。

HTML編集機能も提供されているため、HTMLやCSSを直接記述することで細かな調整もできるようになっていて、BASEを使っておけばデザイン面で困ることはないでしょう。

ショップのデザインにこだわりたい方はBASEがおすすめです。

匿名性の比較

CHECK!

  • BASEは特商法に氏名が表示されるが、BOOTHは特商法の氏名も非公開
  • どちらも配送時は匿名配送が簡単に利用可能

個人でネットショップを運営する場合、氏名や住所、電話番号などの個人情報をインターネット上に記載しなければならないという高いハードルがあります。

BASEとBOOTHでは、それらの個人情報に配慮した、一定のプライバシーを守るための機能が提供されています。

特定商取引法に基づく表記

「特定商取引に関する法律」というものがあり、ネットショップのように通信販売を行う人は「氏名」「所在地」「連絡先」を明記しなければならないと定められています。

BASEとBOOTHはどちらも該当するため「特定商取引法に基づく表記」というページがあり、その中で販売者の情報が記載されています。

BASE BOOTH
氏名 公開 非公開可能
住所 非公開可能 非公開可能
電話番号 非公開可能 非公開可能

大きな違いは、BASEは氏名は非公開にすることができないが、BOOTHは氏名も非公開にできるという点です。

どうしても名前もネット上に記載したくないという場合は、BOOTHのようなサービスを利用する方がいいかもしれません。

匿名配送

BASEもBOOTHも匿名配送に対応しているため、自分の氏名や住所、電話番号などの記載なしで商品を届けることができます。

BASEの場合は、「かんたん発送(ヤマト運輸連携)App」というものが提供されていて、ヤマト運輸のサービスを利用して匿名での発送が可能に。

Appとして提供されているので、スムーズに匿名配送を導入することができます。

BOOTHも同様にヤマト運輸と連携して「あんしんBOOTHパック」というサービスが展開されており、商品が購入された後に二次元コードが発行され、商品と二次元コードを持ってファミリーマートかヤマト運輸の営業所まで持っていくことで発送が可能です。

BASEとBOOTHで悩んだら

BASEとBOOTHのどちらにするか悩んだ場合は、出品する商品のジャンルでどちらにするか決めるのがおすすめです。

BOOTHは「同人誌、イラスト、フィギュア」などの創作活動と相性が良く、関連ジャンルの商品やグッズを販売する場合に適しています。

一方、BASEはジャンルを問わず様々な商品の販売を行いたい場合に適しており、自分だけのオリジナルショップを作って商品を販売することが可能です。

BASEの詳しい情報はこちらから

【2024年最新】BASEの評判やメリット・デメリットを徹底解説! 【2024年版】BASEとSTORESを徹底比較!どっちが売れる?

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