独自ドメインとは
独自ドメインとは、ネットショップのURLに使われる文字列のことを指します。
STORESの場合、通常「xxxx.stores.jp」のように、「stores.jpのサブドメイン」を使ってネットショップが作られますが、ベーシックプランを利用していれば独自ドメインを利用することが可能になります。
独自ドメインを利用するメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。
- ネットショップのブランディング強化
- ぱっと見でSTORESを利用していることが分からないようになる
- ドメインを育ててアクセス数を増やしていく
基本的に高い売上を持つネットショップは独自ドメインで運営されており、独自ドメインを使ったネットショップの方が信頼感や安心感に繋がりやすいです。
趣味やお試しでネットショップを作る分には独自ドメインは必要ないと思いますが、本格的にネットショップを作ってビジネスを伸ばしていきたいと考えている人は、独自ドメインの利用を検討する方が良いでしょう。
STORESとは
STORESは、初心者でも簡単にネットショップを作ることができるサービスです。ネットショップと言われると難しそうなイメージがありますが、STORESは管理画面なども使いやすく、初心者の方でも簡単にネットショップを始めることができます。
また、無料プランも用意されていて、初期費用・月額料金0円でネットショップをオープンすることができ、若い世代を中心に利用者数を大きく伸ばしています。
アカウント作成は無料で簡単にできるので、まずは登録してどのようなサービスなのかチェックしてみるのがおすすめです。
【2024年】STORESネットショップの評判やメリット・デメリットを徹底解説!STORESは独自ドメインが使える?
STORESは、独自ドメインを取得してネットショップで利用することが可能です。
ただし、「フリープラン」の場合は利用することができず、独自ドメインが使えるのは有料プランの「ベーシックプラン」からとなります。
利用できる独自ドメインは下記の3種類です。
- .com
- .net
- .shop
取得可能なドメインであれば、上記の3つの中から好きなドメインを取得して、ショップのURLに利用することができます。
STORESで独自ドメインを利用する注意点
ドメインの所有者は「STORES」
STORESは、サービスの中で独自ドメインを取得することができ、ベーシックプランの月額料金を支払っていれば追加料金無しで独自ドメインを取得して利用することができますが、ドメインの所有者はSTORESということになります。
そのため、STORESから他のサービスへドメインを移したり、すでに保有しているドメインをSTORESで利用することはできないという点に注意しなければなりません。
それぞれ詳しくご説明していきます。
ドメインの引っ越しができない
まずSTORESで独自ドメインを利用する場合の一番の注意点は、STORESで取得したドメインを他のサイトやサービスで利用することができないという点です。
例えば、STORESで独自ドメインを取得してネットショップを作り、売上が伸びてきたから他のサービスへの乗り換えを検討する場合にも、STORESで取得したドメインは他のサービスで利用できないため新しく他のドメインを取得してそれを使う必要があるということになります。
ドメインはネットショップの「顔」のようなものなので、安易に他のドメインに変えてしまうと、これまで利用してくれていたお客様が使ってくれなくなったり、見つけられなくなったりする可能性があります。
検索エンジンの評価も、ドメインごとに評価されているため新しいドメインを取得するとまた0からやり直しという形になってしまいます。
それくらい、ネットショップにとってドメインは大切なものです。しっかり自分のお店として、ネットショップを本格的に運営したいと考えている場合は、BASEなどのドメインの引っ越しが可能なネットショップ作成サービスを検討してみてください。
ドメインの持ち込みができない
STORESは、ドメインの引っ越し(持ち出し)ができないのと同様に、すでに保有しているドメインを使ってネットショップを作ることができません。
すでに自分で保有している独自ドメインを使ってWebサイトや公式サイトを持っている場合などに、サブドメインを使ってネットショップを作りたいというケースは多いと思いますが、残念ながらSTORESではそれができません。
保有しているドメインで新しくネットショップを作りたい場合には、BASEなど保有しているドメインが利用可能なネットショップ作成サービスを選択するようにしましょう。
メールアドレスとして利用することができない
一般的に、ネットショップの問い合わせや注文確認メールなどの連絡には、独自ドメインを使ったメールアドレスが使われることが一般的です。
しかし、STORESの場合は独自ドメインのメールアドレスは提供されていないため、利用することができません。
STORESで送信されるメールには、stores.jpのドメインを使ったメールアドレスが利用されるため、注意するようにしましょう。
STORESの独自ドメインの費用
STORESの独自ドメインの費用は、ベーシックプランの月額料金の中に含まれているため、追加で料金を支払う必要はありません。
ただし、上記でご説明したようにドメインの所有者はSTORESという形になり、他のサービスへのドメインの引っ越しはできないため、注意して利用するようにしましょう。
ベーシックプランは年払いと月払いで料金が異なっており、それぞれ下記の通りです。
契約期間 | 月額料金 |
---|---|
年払い | 2,980円 |
月払い | 3,480円 |
年払いにすると月額料金を抑えることができますが、途中で解約したり利用しなくなった場合にも1年分の料金は返ってこないので注意しましょう。
独自ドメインを使う場合はBASEがおすすめ
BASEは、STORESと同じ初心者向けのネットショップ作成サービスです。月額無料の「スタンダードプラン」なら、商品が売れるまで一切費用をかけずにネットショップを公開することが可能です。
BASEを使えば、STORESではできない下記のような作業も可能です。
- ドメインの引っ越し
- ドメインの持ち込み
- 独自ドメインを使ったメールアドレスの発行
また、STORESは有料プランに登録しないと独自ドメインを利用することができませんが、BASEは無料プランでも独自ドメインが利用可能となっています。
ドメインの取得費用や更新費用は発生してしまいますが、かなり費用を抑えて独自ドメインを使ったネットショップを公開することが可能です。
【2024年最新】BASEの評判やメリット・デメリットを徹底解説!BASEとSTORESの比較
BASEもSTORESも初心者向けのネットショップ作成サービスということで、国内では出店数トップ1,2の人気を誇るサービスです。
サービスの使い勝手や機能、サービス内容など似ている点も多いですが、独自ドメインのように細かな点がいくつもあります。
それぞれBASEとSTORESのメリットやデメリット、注意すべき違いについては下記のページでご紹介しているので、サービス選びの参考にしてみてください。
【2024年版】BASEとSTORESを徹底比較!どっちが売れる?