初心者でも簡単にネットショップが作れるサービスが、STORESです。
STORESには無料の「フリープラン」と有料の「ベーシックプラン」の2種類が提供されており、様々な違いがあります。
この記事では、STORESの無料プランと有料プランの比較や、損益分岐点、決済手数料について解説しています。
STORESとは?
STORESとは、初心者でも簡単にネットショップが作れるネットショップ作成サービスです。
ネットショップと言われると難しそうなイメージがあるかもしれませんが、STORESは初心者の方でも使いやすいように作られているので、初めてネットショップを作るという方にはとてもおすすめのサービスです。
【2024年】STORESネットショップの評判やメリット・デメリットを徹底解説!STORESの2つの料金プラン
STORESには、
- フリープラン
- ベーシックプラン
の2種類の料金プランが用意されています。
それぞれのプランの違いは下記の通りです。
フリープラン | ベーシックプラン | |
---|---|---|
月額費用 | 0円 | 2,980円 (月払いだと3,480円) |
初期費用 | 0円 | 0円 |
決済手数料 | 5.5% | 3.6% |
アイテム登録数 | 無制限 | 無制限 |
アイテム写真枚数 | 15枚 | 30枚 |
代引き | ✕ | ◯ |
Amazon Pay | ✕ | ◯ |
決算手段カスタマイズ | ✕ | ◯ |
アクセス解析 | ✕ | ◯ |
独自ドメイン | ✕ | ◯ |
STORESロゴ非表示 | ✕ | ◯ |
上記以外の項目については、基本的にフリープランもベーシックプランも大きな違いはありません。
ベーシックプランの損益分岐点は?
月額料金と決済手数料からベーシックプランを利用した方がお得な損益分岐点を計算してみました。
月払いと年払いでそれぞれ損益分岐点が異なり、下記のようになります。
月払い | 年払い | |
---|---|---|
月額料金 | 3,480円 | 2,980円 |
損益分岐点 (月間売上) |
18万〜19万円 | 15万〜16万円 |
月払いだと月の売上が18万〜19万円、年払いだと月の売上が15万〜16万円を超えるとベーシックプランの方がお得という計算になります。
ネットショップを立ち上げて間もない頃はここまでの売上を作るのは難しいと思うので、まずフリープランから初めて売上が増えたらベーシックプランに切り替えるという使い方がおすすめです。
ベーシックプランのメリット
月額2,980円のベーシックプランを選択するメリットには下記のような点が挙げられます。
- 決済手数料が3.6%
- 独自ドメインが利用可能
- Amazon Payや代引きが利用可能
- STORESロゴを非表示にできる
決済手数料が3.6%
フリープラン | ベーシックプラン | |
---|---|---|
決済手数料 | 5.5% | 3.6% |
ベーシックプランにすべき最も重要な理由の1つが、決済手数料が3.6%になるという点です。
決済手数料は売上の金額に応じて発生する手数料なので、より売上が多いショップであるほど決済手数料として支払わなければならない金額が増えてしまいます。
上記でご説明した通り、損益分岐点は月払いだと月の売上が18万〜19万円、年払いだと月の売上が15万〜16万円を超えるとベーシックプランの方がお得という計算になります。
月額の売上が上記の金額を超えてきたら、ベーシックプランを利用した方が総コストを抑えることができます。
代引きやAmazon Payが利用できる
ベーシックプランに登録することで、代引きやAmazon Payを利用することができたり、自分で決済手段を自由にカスタマイズすることができるようになります。
特に代引きや現金で手軽に買い物をしたい人にとっては未だに人気の決済手段の1つなので、ネットショップを運営するのであれば取り入れたい決済手段の1つです。
また、若い年代をターゲットにしている場合は、Amazon Payなどの最新の決済手段を導入しておくことでより売上を増やしていくことができるでしょう。
独自ドメインが利用できる
独自ドメインが利用できるということは、ネットショップのURLに自分の好きなURLを設定できるということです。
通常のURLだと、「◯◯◯.stores.jp」のようになっていて、最初の部分は自分の好きなテキストを使うことができますが、STORESが提供するドメインしか利用できません。
独自ドメインが利用すると、サービス名やブランド名が入ったドメインをURLに登録することができるので、ネットショップの信頼感が高まります。
本格的にネットショップを運営していきたいのであれば、ベーシックプランで独自ドメインのネットショップを作りましょう。
ただし、STORESの独自ドメインは持ち込みと持ち出し(引っ越し)ができないという注意点があります。
独自ドメインを利用する際は仕組みを理解した上で利用するようにしましょう。
気をつけて!STORESで独自ドメインを使う場合の注意点まとめ。引っ越しができない?STORESロゴを非表示にできる
サービスロゴというのは、ストアの画面最下部に表示される「powered by STORES」という表示のことです。ベーシックプランであれば、サービスロゴを非表示にすることができます。
趣味で作るネットショップであればサービスロゴが表示されていても問題ないかもしれませんが、本格的にネットショップを運営したい場合はサービスロゴが表示されていると、ブランディングを行う上でデメリットとなってしまいます。
お客様に愛される人気のネットショップを作りたければ、ベーシックプランに登録してブランドロゴを非表示に設定しておくのがおすすめです。
他のサービスとの比較
BASEとの違いは?
BASEはSTORESと同様に初心者向けのネットショップ作成サービスです。
個人でネットショップを作りたい場合や、オリジナルグッズを販売したいインフルエンサーにおすすめのサービスです。
料金や機能、サービス内容など、似ているようで色々と違いもあるので、STORESを検討中の方はBASEもチェックしてみるといいでしょう。
【2024年版】BASEとSTORESを徹底比較!どっちが売れる?Squareなら無料プランでも決済手数料が3.6%
Squareオンラインビジネスは、初心者向けのネットショップ作成サービスです。
無料プランの決済手数料が3.6%とかなり安く、ネットショップ作成サービスの中ではおそらく最安値です。
また決済リンクを発行できたり、実店舗との連携が可能だったり、様々なニーズに対応できるネットショップ作成サービスです。
無料プランなら、アカウント作成からネットショップを簡単にお試しで作れるので、気になる方は試してみてください。
【2024年】無料で作れるSquareネットショップの評判は?無料で使えて料金もお得!おすすめのネットショップ作成サービス
初心者向けのネットショップ作成サービスの比較は下記のページでご紹介しています。
初めてネットショップを作る方や、手間をかけずにおしゃれなネットショップを作りたい方はぜひ参考にしてみてください。
【2024年】ネットショップ開業のおすすめサービス徹底比較!人気ネットショップ作成サービスの比較は下記のページでご紹介しています。
それぞれ料金や機能、サービスの内容などが異なるので、ご自身に合ったサービスを探してみてください。
【2024年】無料ネットショップ作成サービスのおすすめ3つを比較!