STORES.jpとカラーミーショップを徹底比較!手数料やデザイン、機能など

STORES.jpもカラーミーショップも多くの人が利用するネットショップ作成サービスです。

どちらも様々な機能やサービスが提供されていて、どちらを選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、様々な観点でSTORES.jpとカラーミーショップを比較した結果をご紹介していきます。

ネットショップ作成サービス選びにぜひ役立ててください。

STORES.jpとは

STORES.jpは初心者でも簡単にネットショップを作ることができるサービスです。

ネットショップ作成サービスの中では、カジュアル系のサービスとしてBASEのように近年利用者数が急増しているサービスです。

初めてネットショップを始めるという方におすすめのサービスですね。

【2023年版】STORESの評判や料金プランなど徹底解説!

カラーミーショップとは

カラーミーショップはGMOが運営する人気ネットショップ作成サービスです。

STORES.jpと比べると運営実績が長く、その分多彩な機能や外部連携などが進んでいて、本格的なネットショップも運営することができる人気サービスです。

大きな売上を狙っていきたいという場合には、カラーミーショップの方がおすすめですね。

人気No.1のネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」の評判や料金プランを徹底解説!

STORES.jpとカラーミーショップの比較

STORES.jpとカラーミーショップを、それぞれ下記の観点で比較してみました。

  • 手数料
  • 月額費用
  • 初期費用
  • 振込手数料
  • デザイン
  • 決済手段
  • 機能
  • サポート
  • 入金サイクル

ある観点ではSTORES.jpの方が優れていても、別の観点ではカラーミーショップの方が優れていたりするため、その人に合わせたサービスを選ぶことが大事です。

では、1つずつ比較した結果をご紹介していきます。

STORES.jpとカラーミーショップの手数料の比較

手数料は、ネットショップの利益を大きく左右する重要な要素の1つです。手数料をなるべく低く抑えることによって、売上に対する利益の割合が大きくなり、利益を出しやすい運営構造を作ることができるようになります。

STORES.jpとカラーミーショップの手数料の比較は下記の通りです。(クレジットカード決済の場合)

販売手数料 決済手数料
STORES.jp 0円 3.6%~
カラーミーショップ 0円 3.6%〜
※手数料お得プラン加入時

まず、サービス側に支払う販売手数料はSTORES.jpもカラーミーショップもどちらも無料となっています。

決済手数料については、STORES.jpもカラーミーショップも特定のプランに加入する必要はありますが、3.6%〜となっていて、かなり手数料を抑えてネットショップを運営することができます。

ただし、STORES.jpは月額1,980円のスタンダードプランに加入すれば手数料が3.6%ととなり、月額料金も考慮するとSTORES.jpの方がより費用を抑えることができておすすめです。

カラーミーショップの手数料お得プランとは

カラーミーショップでは、契約にもよりますが通常だと4%〜5%のクレジットカード決済手数料が発生してしまいます。

このクレジットカード手数料を安く抑えることができるプランとして、手数料お得プランというプランが提供されていて、クレジットカード手数料を3.6%に抑えることができ、お得に利用することができます。

手数料お得プランとは
  • 月額5,000で利用することが可能
  • クレジットカード決済手数料が3.6%で利用可能

仮に通常のクレジットカード決済手数料が4%だとしても、月の売上が12万5,000円以上のショップの場合は手数料お得プランに加入した方がお得に利用することができ、とてもおすすめのプランです。

STORES.jpとカラーミーショップの月額費用の比較

月額費用はネットショップを運営する上で、サービス側に支払う毎月のサービス利用料金です。売上が増えてくるとあまり気にならなくなりますが、売上が少ない間は月額費用による影響が大きく、小さなネットショップの場合は注意しなければなりません。

STORES.jpとカラーミーショップの月額費用の比較は下記の通りです。

STORES.jpの月額費用

STORES.jpは、無料で利用できるフリープランと有料のスタンダードプランが用意されていて、大きな違いは下記の表のようになっています。

フリープラン スタンダードプラン
月額費用 0円 1,980円(税別)
初期費用 0円 0円
決済手数料 5% 3.6%
アイテム登録数 無制限 無制限
アイテム写真枚数 15枚 15枚
代引き
Amazon Pay
決算手段カスタマイズ
アクセス解析
独自ドメイン
STORES.jpロゴ非表示

決済手数料の違いやSTORES.jpロゴの非表示、独自ドメインの使用など、本格的にネットショップを作成したいと考えている方はスタンダードプランがおすすめです。

フリープランでも十分な機能を、そしてスタンダードプランでは月額たった1,980円で豊富な機能を利用することができ、費用を抑えてネットショップを運営したい方にはSTORES.jpはとてもおすすめです。

カラーミーショップの月額費用

カラーミーショップの料金プランは、エコノミープラン、レギュラープラン、ラージプランの3種類です。

それぞれのプランの違いは下記の通りです。

独自ドメインの設定や、無制限の商品登録数は月額900円の利用することができ、STORES.jpのスタンダードプランと同等の機能を利用することができます。

ただし大きな売上を狙っていきたい場合は、すべてのデザインテンプレートが使えたり、フリーページを1万ページまで作成できるレギュラープランに加入することをおすすめします。

STORES.jpとカラーミーショップの初期費用の比較

初期費用は、ネットショップを作る時に発生する費用です。最初に一度しか発生しないのであまり気にしなくても問題ありませんが、知っておかないと意外な出費につながってしまうので注意が必要です。

STORES.jpとカラーミーショップの初期費用の比較は下記の通りです。

STORES.jp 無料
カラーミーショップ 3,240円

STORES.jpは無料で利用することができますが、カラーミーショップは初期費用が発生してしまうのでご注意ください。

STORES.jpとカラーミーショップの振込手数料の比較

振込手数料は、売上金を口座に振り込んでもらう際に発生する手数料です。こまめに売上金を出金したいという場合は、振込手数料が毎回発生してしまうので注意しましょう。

STORES.jpとカラーミーショップの振込手数料の比較は下記の通りです。

STORES.jp 250円
(振込金額が250円以下の場合は事務手数料250円が発生)
カラーミーショップ 金融機関や入金金額によって変動

STORES.jpは、売上金が2万円未満の場合事務手数料が250円発生するため、振込手数料の占める割合が高くなってしまいます。

STORES.jpとカラーミーショップのデザインの比較

STORES.jpもカラーミーショップも、それぞれデザインテンプレートが用意されていて、それらを使うことによって簡単にデザインも優れたネットショップを作ることができます。

STORES.jpとカラーミーショップのデザインテンプレートの種類は、それぞれ下記の通りです。

無料 有料
STORES.jp 48種類
カラーミーショップ 12種類 19種類

テンプレートの種類で見ると、カラーミーショップの方が豊富なテンプレートの中から選ぶことができます。ただし、一部のテンプレートではスマホでの表示に対応していないなど、デザインテンプレートのクオリティではSTORES.jpの方が上だと思います。

STORES.jpは商品を写真で分かりやすく表示することができるので、

STORES.jpとカラーミーショップの決済手段の比較

決済手段とは、決済に利用できる支払い方法です。決済手段の種類が多いと、それだけお客様の決済手段の選択肢が増えるので、利用しやすくなります。

基本的にはクレジットカード決済とコンビニ決済が主流なので押さえておきたい決済手段ですが、最近ではオンライン決済手段も増えてきているので、多くの決済手段を提供しておくのがベターです。

代表的な決済手段には下記のようなものが挙げられます。

  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済
  • 代金引換
  • 銀行振込
  • キャリア決済
  • PayPal
  • Amazon Pay
  • 楽天ペイ

クレジットカード決済、コンビニ決済、代金引換あたりは利用したことがある方も多いのではないでしょうか。

キャリア決済は、携帯電話の料金と一緒に利用することができるので、一定数の人が利用している決済手段なので、できれば対応しておきたい所です。

オンライン決済では有名なPayPalや、最近利用者数を伸ばしてきているAmazon Payや楽天ペイはできれば対応しておきたい所ですね。

STORES.jpとカラーミーショップの決済手段の比較は、下記の通りです。

STORES.jp カラーミーショップ
クレジットカード決済
コンビニ決済
代金引換
銀行振込
キャリア決済
PayPal
Amazon Pay
楽天ペイ

決済手段で比較すると、運営実績の高いカラーミーショップの方が多くの決済手段を利用することができ、おすすめです。

STORES.jpとカラーミーショップの機能の比較

ネットショップサービスには様々な種類があり、扱う商品によっては販売することが難しいケースもあります。

豊富な機能を提供しているサービスであれば、様々な商品を扱うことができるだけでなく、より使いやすいネットショップをお客様に提供することができます。

STORES.jpとカラーミーショップの機能の比較は下記の通りです。

STORES.jpにしかできないこと

LINE上でのショップ運営

STORES.jpでは、LINE連携することによって売上金の確認や注文の確認をLINE上で行うことができるようになります。

外出中や忙しい時でも簡単にチェックすることができるので、副業としてネットショップを運営されている方や、兼業の方にとってはとても嬉しい機能ですね。

WEAR連携

STORES.jpはファッションコーディネートアプリ「WEAR」と連携することができ、WEARで登録したアイテムをSTORES.jpで作ったネットショップで販売することができるようになります。

WEARは、ファッション系のアプリではとても人気が高く、多くの利用者がいるためWEARで知名度を上げることによってネットショップの売上につなげることができます。

ファッション関連商品やアクセサリなどを扱っているネットショップであれば、WEAR連携が使えるSTORES.jpを利用した方が売上を伸ばせる可能性が高まります。

カラーミーショップにしかできないこと

名入れサービス

商品にお客様が希望する名前などを注文時に入力することができる機能です。オーダーメイド商品など、名前を商品に刻印したり刺繍するような場合でもネットショップの注文フォームだけで完結してしまうので、わざわざ連絡して確認する必要がありません。

APIを使った外部サービスとの連携

カラーミーショップは「カラーミーショップAPI」を公開しており、自分で連携サービスを構築することができるようになっています。

高機能なサービスを自分で作ろうと思うとずいぶん大変ですが、例えば在庫サービスだけ独自のサービスと提携するなど、売上金額が増えてきたら様々な拡張を行うことができます。

ネットショップの運営は色々と手間がかかってしまうので、効率的にネットショップを運営したい場合は、独自サービスとの提携が可能なカラーミーショップがおすすめですね。

フリーページの作成

フリーページとはネットショップの中に自由に作成できるページのことで、ショップの紹介やイベントなど、様々な情報を掲載することができます。

BASEでは一部の有料テンプレートを使えばフリーページを作ることができますが、基本的には作成することができず、その点では自由にフリーページを作成することができるカラーミーショップの方が優れています。

SEO対策の観点からもページを追加することによってコンテンツを充実させることができるので、フリーページをうまく活用していくことで集客力を高めることが期待できます。

STORES.jpとカラーミーショップのサポートの比較

ネットショップでトラブルが発生して注文を受けられなくなってしまうと、その分直接売上に影響してしまいます。

サポート体制が充実していると、トラブル発生時や困った時にすぐ相談できるので、初心者の方はサポート体制が充実しているサービスの方がおすすめです。

STORES.jpとカラーミーショップのサポート体制の比較は下記の通りです。

電話 メール チャット
STORES.jp
カラーミーショップ

カラーミーショップは電話でのサポートに対応していて、困った時に電話で相談できるので初心者の方にはおすすめです。

STORES.jpとカラーミーショップの入金サイクルの比較

入金サイクルが長いと、売上が確定してから実際に売上金を振り込んでもらうまでの期間が長くなってしまうため、大量の注文を扱う場合は資金繰りに苦労してしまいます。

入金サイクルが短いサービスの場合は、すぐに売上金を受け取ることができるので、ネットショップ運営者にとっては入金サイクルの短いサービスの方が嬉しいですね。

STORES.jpとカラーミーショップの入金サイクルの比較は下記の通りです。

STORES.jp 振込申請から10営業日
STORES.jp 月末締め、翌月末払い

STORES.jpの入金サイクルを短縮するオプション

STORES.jpには「スピードキャッシュ」というサービスが提供されています。スピードキャッシュは振込手数料がかかってしまいますが、申請の翌日に売上金を振り込んでもらうことができます。

振込手数料は、スタンダードプランが1.5%、フリープランが3.5%となっており、スタンダードプランに登録していれば手数料を半額以下に抑えることができます。

カラーミーショップの入金サイクルを短縮するオプション

カラーミーショップもSTORES.jpと同様に入金サイクルを短縮することができる「早期入金サービス」というサービスを提供しています。

個人契約の場合は月額費用300円、手数料が0.5%発生してしまいますが、売上が確定した翌月の15日に入金してもらうことができるようになります。

翌日に振り込んでもらえるSTOERS.jpと比べると期間は長くなってしまいますが、それでも通常よりも大幅に短縮することができるので、早く売上金を手に入れたい場合は助かりますね。

まとめ

STORES.jpは比較的新しいサービスということもあり、デザインが優れていたり、最新のサービスと連携していたりするなど、若者向けのネットショップを作りたい場合にとてもおすすめです。

一方でカラーミーショップは運営実績が長いため、機能が充実していたり、様々な決済手段を選択できたりするなど、大きな売上を狙っていきたい人におすすめですね。

また、ネットショップにとってとても重要な手数料は、カラーミーショップの方が抑えることができるので、シビアに利益を追求したい場合もカラーミーショップの方がおすすめです。

ぜひ、自分に合ったネットショップ作成サービスを見つけて、ネットショップを作ってみてください。

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