【2025年】無料ネットショップ作成サービスのおすすめ3つを比較!

最近では、ネットショップを気軽に作れるサービスがたくさん増えて、簡単にネットショップが作れるようになりました。

しかし、サービスの種類が多すぎてどれにすればいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、2025年最新の人気の無料ネットショップ作成サービスを項目ごとに比較しました。

INDEX

ネットショップ選びで比較すべきポイント

ネットショップを開く目的にも様々な理由がありますが、ネットショップ作成サービスにも様々な種類のものがあります。

一度ネットショップを作ってしまうと、サービスの乗り換えには手間がかかってしまうので、自分に合ったサービスを利用することが大切です。

ここで、ネットショップを選ぶ時に必ずチェックしておきたい比較ポイントを確認しておきましょう。

ネットショップの比較ポイント
  • 月額費用
  • 決済手数料
  • 決済手段の種類
  • デザインテンプレートの種類・カスタマイズ性
  • それぞれのサービスの特徴・強み

利用者ごとにどの項目を重視すべきなのかが異なるので、ネットショップを比較する上で、自分にどれが重要であるかを考えてみてください。

人気の無料ネットショップ作成サービス

今回比較するサービスは、2025年現在で最も人気が高い下記の3種類をピックアップしました。

BASE、STORES、Squareのいずれも月額無料でネットショップを始められるため初心者の人や個人でネットショップを立ち上げる場合に人気のサービス。

無料プランであれば発生する費用は決済手数料くらいなので、かなりコストを抑えてネットショップを始めることができます。

BASE

BASEは、無料でネットショップが作れる初心者にもおすすめのサービスです。

出店舗数で日本ナンバーワンを誇るサービスで、小さなネットショップから本格的なネットショップまで幅広い層の利用者に使われています。

外部サービス連携を使えば、オリジナルデザインのTシャツやスマホケースなどを販売することができ、在庫無しでネットショップを運営することが可能。

無料プランなら固定費用0円でネットショップが作れるので、アカウント作成を済ませれば実際のショップデザインや管理画面の使い勝手など確認することができます。

STORES

STORESは、無料でネットショップを始めたい初心者の方や、実店舗とネットショップを同時に作りたい人におすすめのサービスです。

毎月1万ショップがSTORESを使って公開されており、初心者でも簡単操作であっという間にネットショップを公開することが可能です。

また、実店舗での予約システムや決済サービス、POSレジなども提供しているので、実店舗とネットショップを同時に作りたい人にもおすすめ。在庫連携など効率的なネットショップ運営を実現できます。

STORESも無料で始めることができるので、まずは一度アカウントを作成してショップのデザインや使い勝手を確認してみるのがおすすめです。

Square

実店舗で使われるPOSレジや決済サービスで有名な「Square(スクエア)」ですが、「Squareオンラインビジネス」というサービスを使って初心者でも簡単に無料でネットショップが始めることができます。

実店舗と連携して販売する際もSquareは大きな力を発揮し、在庫連携や売上管理等を一元管理することが可能です。

決済サービスを展開している企業のサービスということもあり、決済手数料がお得な料金設定になっており、特に無料プランの決済手数料が他社サービスと比べて圧倒的にお得なのがSquareネットショップの特徴です。

Squareも無料プランで0円からネットショップを始めることができるため、これからネットショップに挑戦したい個人・フリーランスの方にもおすすめです。

無料ネットショップ作成サービス比較表

BASE、STORES、Squareオンラインビジネスの3つのサービスの無料プランの比較一覧は下記の通り。

BASESTORESSquare
初期費用0円0円0円
月額費用0円0円0円
決済手数料6.6% + 40円〜3.6%〜3.6%
デザインテンプレート数22種類48種類1種類
オンデマンド販売連携
実店舗向けサービス

それぞれ利用可能な決済手段は下記の通りです。

BASESTORESSquare
クレジットカード決済
コンビニ決済
銀行振込
キャリア決済
PayPal
Amazon Pay
あと払い
楽天ペイ
PayPay
代金引換
(有料プランのみ)

初心者へのおすすめ度で比較

初心者の方がはじめてネットショップを始めるときに重要なポイントとなるのが、使いやすさ分かりやすさです。

せっかくサイトを立ち上げても、商品やプロモーションをしっかりと行わないと売上を伸ばすことはできません。

そのため、なるべくサイト作りはささっと終わらせられるように、使いやすくて分かりやすいサービスを選ぶことをおすすめします。

第1位: BASE

BASEは、出店舗数が日本一ということもあって多くのショップオーナーに使われており、これからネットショップを始める初心者の方も安心しておすすめできるサービスです。

ネットショップが初めての人におすすめのオンデマンド販売も、「オリジナルプリント.jp」と連携しており、デザインをアップロードすれば自分で商品在庫を用意しなくても様々な商品をすぐに販売することができます。

他のサービスも同様ですが、無料プランなら手軽に始められるため、初心者の方でも無料でネットショップを作ってお試し利用できる点が嬉しいですね。

第2位: STORES

STORESは、あっという間にネットショップを作ることができ、デザインテンプレート数も豊富なので初心者の方でも簡単におしゃれなネットショップを作ることが可能です。

ただし、STORESはBASEと違ってオンデマンド販売が利用できないため、自身で商品を用意して配送する必要があります。

第3位: Square

Squareは、BASEやSTORESと比べると少しだけ難易度がアップしますが、他のサービスと比べると初心者にとってはおすすめなサービスです。

「リンク決済」という機能が提供されていて、商品の販売を伴わないオンライン決済も可能というのが特徴の1つで、例えばオンラインでのコンサルティングサービスやサポートサービスを提供し、Squareのリンク決済を使って料金の受取なども可能です。

デザインの比較

デザインはネットショップの売上を左右する非常に重要な要素です。せっかくネットショップを作るのであれば、自分のこだわりが詰まったおしゃれなネットショップを作りたいですよね。

基本的に、ネットショップ作成サービスでネットショップを作る場合は、予め用意されているテンプレートの中から気に入ったものを選び、細かい所をカスタマイズするという方法が一般的です。

そのため、デザインにこだわってネットショップを作りたければ、なるべくテンプレートの数が多く、細かなカスタマイズが行えるサービスを選ぶことが大切です。

デザイン第1位: BASE

費用テンプレート数
無料22種類
有料80種類種類以上

BASEは無料テンプレートが22種類、有料テンプレートが80種類以上提供されています。

さらに、HTML編集機能が提供されているので自分でコードを編集してテンプレートのカスタマイズが可能なので、自分好みにカスタマイズすることも可能です。

デザイン第2位: STORES

費用テンプレート数
無料48種類

STORESは、無料で48種類の豊富なデザインテンプレートが使えるというのが大きな強みで、自分のネットショップに合ったデザインを選ぶことができるようになっています。

プロのデザイナーが作成したテンプレートなので、デザイン性の高さはもちろんのこと、購入までの動線もしっかりと意識した作りになっているので、クオリティの高いサイトを簡単に作ることができます。

ただし、HTML編集機能が提供されていない点がマイナスポイントで、管理画面の設定項目に用意されていない所はカスタマイズすることができません。

デザイン第3位: Square

費用テンプレート数
無料プラン1種類
有料プラン27種類

Squareは、無料プランだと1種類、有料プランだと27種類のデザインテンプレートが利用可能です。

無料プランで利用できるテンプレートはかなりシンプルな作りなので、トップ画像や商品画像でショップのオリジナリティを出さないとブランディングするのは少し難しいです。

ただし、有料プランで利用できるテンプレートはいずれもデザイン性が高く、使い勝手に優れているのでデザインにこだわりたい方は有料プランがおすすめです。

決済手数料の比較

クレジットカード決済などを利用した際に発生するのが決済手数料です。売上金額に対して割合での支払いとなるので、利益率を高めたければなるべく決済手数料が低いサービスを選ぶようにしましょう。

ネットショップ作成サービスでは基本的に、無料プランの決済手数料が高めに設定されていて、有料プランの決済手数料は無料プランよりもお得な料率設定となっています。

無料プランの決済手数料: Squareがおすすめ

BASE、STORES、Squareの無料プランの決済手数料は下記の通りです。

サービス決済手数料
BASE6.6% + 40円〜
STORES5.5%〜
Square3.6%

無料プランの決済手数料で比べると、Squareオンラインビジネスが3.6%で圧倒的にお得です。

他のサービスの場合、月額有料のプランでも決済手数料が3.6%以上になる場合がほとんどなので、それを考えると月額無料で利用できて決済手数料が3.6%というのはかなりお得だと言えます。

有料プランの決済手数料: BASEがおすすめ

続いて、有料プランの月額費用と決済手数料は下記の通りです。

サービス/プラン月額費用決済手数料
BASE
グロースプラン
16,580円〜2.9%〜
STORES
ベーシックプラン
2,980円〜3.6%〜
Square
プラスプラン
3,375円3.6%
Square
プレミアムプラン
9,180円3.3%

有料プランの決済手数料は、BASEのグロースプランの2.9%が最もお得な料率設定となります。ただし、月額費用は他のサービスと比べると少し高めなので注意が必要。

ちなみに、BASEのグロースプランではAmazon PayとPayPalが3.9%の決済手数料になっていて、クレジットカード決済やコンビニ決済などそれ以外の決済方法は2.9%で利用することができます。

決済手段の比較: STORESがおすすめ

お客様が商品を購入しようとしたときに、幅広い決済手段が提供されていればスムーズに支払いまで行うことが可能です。

なるべく多くの決済手段を提供した方がいいことは確かですが、大切なことはターゲットユーザーに合わせた決済手段が提供できているかということです。

下記の決済手段の比較表を参考にして、ご自身のネットショップでどの決済手段を提供すべきか考えてみてください。

BASESTORESSquare
クレジットカード決済
コンビニ決済
銀行振込
キャリア決済
PayPal
Amazon Pay
あと払い
楽天ペイ
PayPay
代金引換
(有料プランのみ)

3つのサービスの中では、STORESが最も多くの決済手段が利用可能となっています。

Squareについては決済手段がクレジットカード決済のみとなっていて、それ以外の決済方法は利用することができないため注意が必要。幅広い客層をターゲットにするネットショップや、利用者が多い場合にはBASEやSTORESなど豊富な決済手段が利用できるサービスを選んでおいた方がいいでしょう。

特徴・メリットの比較

最後に、各サービスの特徴やメリットをご紹介します。

サービスごとに方向性やできること、提供されている機能など大きく異なるので、自分の理想のネットショップに近いサービスを選ぶようにしましょう。

BASEの特徴・メリット

BASEの特徴やメリットには、下記のようなものが挙げられます。

BASEの特徴・メリット
  • オンデマンド販売でオリジナルグッズが作れる
  • HTML編集でデザインをカスタマイズ可能

オンデマンド販売でオリジナルグッズが作れる

オンデマンド販売とは、商品の注文後に製造し、在庫を持たずに販売できる販売形式のことです。

BASEはオリジナルプリント.jpと連携しているので、既存アイテムにデザインを印刷したオリジナル商品が販売可能で、商品が売れてから製造するため在庫リスクがありません。

初心者の方がネットショップを始める場合、まず商品を準備するというステップのハードルが高くなってしまいがちですが、オンデマンド販売なら簡単に商品を用意することができます。

HTML編集でデザインがカスタマイズ可能

BASEは、今回ご紹介したサービスの中で唯一HTML編集機能を提供しています。

HTML編集ができると、デザインテンプレートを自由自在にカスタマイズすることができるため、ショップデザインの幅が大きく広がります。

コードを編集する必要があるためそれなりの知識も必要になってしまいますが、ショップの規模が大きくなるほどHTML編集機能は重宝されるので、これからネットショップを始める初心者の方も安心してBASEを選ぶことができます。

STORESの特徴・メリット

STORESの特徴やメリットには、下記のようなものが挙げられます。

STORESの特徴・メリット
  • 無料のデザインテンプレートが豊富
  • 決済手段が豊富
  • 実店舗との連携が可能

無料のデザインテンプレートが豊富

STORESは無料で利用できるテンプレートが48種類用意されているため、ショップのイメージに合ったデザインにすることができます。

もちろん無料プランでも48種類利用することができるので、それぞれのテンプレートを試しに使いながら改善していくことも可能。

ショップのオリジナリティを出して、ブランディングをしっかりと行っていきたいネットショップにおすすめです。

決済手段が豊富

STORESはBASE、Squareと比べて豊富な決済手段を利用することが可能です。

決済手段の種類が多いと、学生や高齢者などクレジットカードをあまり利用しない顧客層でも気軽に購入することができるため、売上アップに期待できますね。

ネットショップの規模が大きくなってから決済手段を増やしたいと思った場合にも自由にカスタマイズすることができるので、最初から安心して利用することができます。

実店舗との連携が可能

STORESはPOSレジや予約システム、決済サービス、ロイヤリティプログラムなど実店舗を運営するためのサービスが揃っています。

ネットショップと実店舗を組み合わせて商品を販売したい場合には、ポイントプログラムや顧客管理、在庫管理などを一元化することができるので、効率的な店舗運営が可能となります。

Squareも同様にPOSレジや予約システムなどを提供していて、サービス提供形態としてはかなり近い存在です。2つのサービスの比較については下記のページで解説しています。

Squareの特徴・メリット

Squareの特徴やメリットには、下記のようなものが挙げられます。

Squareの特徴やメリット
  • 無料プランの決済手数料が格安
  • 決済リンクでネットショップが無くても決済が可能
  • 実店舗との連携が可能

無料プランの決済手数料が格安

Squareは決済サービスをメインに展開してきた企業ということもあり、無料プランの決済手数料が安いというのがポイントの1つです。

3.6%であれば、一般的なネットショップの有料プランと同程度の決済手数料なので、原価率が高い商品を販売する場合にもおすすめです。

決済手段がクレジットカード限定というのがネックですが、クレジットカードを持っていない人の数も少なくなって入るので、学生や高齢者がターゲットでなければ大きな問題にはならないでしょう。

決済リンクでネットショップが無くても決済が可能

Squareのもう1つの特徴は、決済リンク機能で支払いのやり取りが可能という点で、例えば商品ではなくサービスを提供する場合など、サービス内容に応じて金額が変化する場合などにスムーズなやり取りが可能です。

例えば、SNSで商品購入のやり取りを済ませてしまい、決済リンクから支払を行えばSNSだけで商品の販売も可能になります。

従来のネットショップとは少し違う販売フローを展開する場合には、決済リンクを活用することで効率的に販売が行えそうですね。

実店舗との連携が可能

カフェでネットショップを始める場合や、アパレルショップで実店舗とネットショップを同時に展開する場合など、オンラインとオフラインの両方でショップを展開したい場合にはPOSレジと連携することで在庫連携が可能です。

また、決済方法もSquareにまとめることができるので管理が行いやすくなり、売上管理などもスムーズに行えます。

BASEとSTORESの詳細な比較はこちら

BASEとSTORESの細かな違いについては、下記のページで詳しくご紹介しています。

いずれも非常に人気の高いサービスで似ているサービスではありますが、実際には様々な点で大きく違いがあり、利用者によってどちらが適しているかが異なります。

BASEとSTORESのどちらにするか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

上記以外のネットショップ作成サービスの比較はこちら

この記事でご紹介しているネットショップ作成サービスは、初心者向けのネットショップ作成サービスです。

これらのサービス以上に高機能なサービスは様々なものがありますが、いずれも初期設定や公開までの手順が難しく、初心者には少しハードルが高いと感じてしまうかもしれません。

BASE、STORES、Squareのネットショップからもう少し高機能なネットショップ作成サービスに乗り換えたいと考えている方は、下記のページでご紹介しているようなサービスを検討してみてもいいかもしれません。

まとめ

ネットショップは検討ポイントが多岐にわたるので、実際にどのサービスを利用するかはかなり悩むポイントだと思います。

おすすめの検討方法は、まず無料プランで登録して使ってみるという方法で、実際に無料プランでネットショップを作ってみると、サービスの使い勝手や自分のイメージに合ったサービスを見つけやすくなります。

ぜひ、自分に合ったサービスを見つけてネットショップでの販売を頑張ってみてください。

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