モール型と独自ネットショップ(カート型)の違いとは?メリット・デメリットを徹底解説!

ネットショップを運営するには、大きく分けて「モール型」と「独自ネットショップ」の2つの方法があります。

様々なショップが1つのWebサイト上で展開されている「モール型ネットショップ」と、ネットショップが単独でWebサイトを持つ「独自ネットショップ(カート型)」では、それぞれのメリットとデメリットがあり、扱う商品やネットショップ運営の方針などによって使い分けることが大切です。

この記事では、モール型ネットショップと独自ネットショップのそれぞれのメリットとデメリットについてご紹介しています。

ネットショップの種類

ネットショップには、大きくモール型と独自ネットショップ(カート型)に分類されます。

モール型
  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
独自ネットショップ
  • BASE
  • Stores.jp
  • カラーミーショップ
  • MakeShop
  • ショップサーブ

モール型のメリットとデメリット

では、Amazonや楽天市場などのモール型ネットショップのメリットとデメリットをご説明します。

モール型のメリット
  • 集客力が高い
  • ポイントキャンペーンなどを実施してくれる
  • 利用者が安心して購入できる
モール型のデメリット
  • ブランディングが難しい
  • 出店料が発生する
  • 手数料が高い
  • 購入者の情報が得られない
  • 出品には審査が必要

モール型の一番のデメリットは、手数料が高いという点です。

例えば、Amazonで商品を販売する場合は8%〜15%の出店料が発生してしまいます。独自ネットショップであれば、クレジットカード手数料を含めて3%〜6%くらいで済むため、だいぶ割高であることが分かります。

ただし、それ以上に集客力がとても強く、Amazonや楽天市場は利用者数が桁違いに多く、それだけ多くの利用者の目に触れることができます。

ただし、その分ライバルも多いため価格競争が発生しやすく、販売価格を調整しないと全く購入されないというケースも発生してしまいます。

独自ネットショップ(カート型)のメリットとデメリット

次に、BASEやStores.jpのような独自ネットショップ作成サービスを利用した場合のメリットとデメリットをご紹介します。

独自ネットショップのメリット
  • ブランディングを行いやすい
  • オリジナリティを出せる
  • 手数料を抑えられる
独自ネットショップのデメリット
  • 集客を自ら行わないといけない
  • 利用者の心理的ハードルが高い

独自ネットショップで集客力を高める方法

独自ネットショップで商品を販売するときの一番のデメリットは、集客力が弱いことなので、集客力のある独自ネットショップが作れれば課題が解決します

集客力を高めることは簡単なことではないので、様々な施策を組み合わせて進めていくことが大切です。

  • SNSを活用する
  • ブログを運用する
  • ブランディングを行う

SNSを活用して集客力を高める

現在はSNS全盛期で、とても多くの人が日々SNSを利用しています。ネットショップに限らず、実店舗や企業ではSNSによる集客力アップが欠かせないと言われています。

SNSを活用することによって、検索流入に頼らずアクセスを集めることができるので、新たな顧客を獲得するチャンスが広がります。

SNSでは、下記のような情報を発信していく方法が一般的です。

  • 新商品の情報を発信する
  • キャンペーン情報を発信する
  • 商品の魅力的な写真を公開する
  • 商品にかける思いを公開する
  • その商品の良さをアピールする

さらに、BASEやStores.jpなどではInstagramと連携して、商品の写真を見た人を直接購入ページにユーザーを送客するすることができるので、コンバージョンも高く、効果的に集客を行うことができます。

ブログを活用して集客力を高める

上手くいっているネットショップの多くが、ブログによって積極的に情報発信を行っています。ブログを公開することによって、そのショップの検索エンジンからの評価も高くなり、検索結果の上位に表示されやすくなるというメリットもあります。

ブログで発信していく情報も、SNSで発信する情報と一緒で新商品やキャンペーンの情報、商品の魅力や良さなどを公開していくことによって、その記事を読んだ人が商品を購入するきっかけになります。

ネットショップの集客をブログで実現する方法

ブランディングを行う

独自ネットショップでネットショップを運営するメリットの1つが、ブランディングを行いやすいという点です。

特に雑貨やアパレルなどブランディングによって売上に大きく影響するようなジャンルのショップであれば、独自ネットショップで商品を販売した方が売上を上げやすくなります。

ネットショップのブランディングって何?と思うかもしれませんが、実はとても簡単で、お客様に対してそのブランドの魅力や、商品の良さを伝えるということが基本です。

ブランディングを効果的に行うためには、まずネットショップのデザインを優れたものにする必要があります。ブランドの想いや、商品の特性、ターゲットユーザーに合わせたデザインのネットショップを作り上げることができれば、お客様に対してそのブランドや商品をより魅力的に見せることができ、商品購入へ繋がりやすくなります。