初心者でも簡単!ネットショップの作り方を分かりやすく解説!

コストを抑えて商品を販売したい場合、ネットショップで商品を販売するという方法はとても有効な手段です。

ネットショップを開業するのは大変そうというイメージがあるかもしれませんが、最近では非常に簡単にネットショップを作ることができます。

この記事では、初心者の方でも簡単に始められるネットショップの作り方をご紹介したいと思います。

ネットショップの開業に必要なもの

ネットショップの開業と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、実は下記のものを用意すれば比較的簡単に開業することができます。

  • ネットショップ開業サービス
  • 開業資金
  • 販売する商品
  • 特定商取引法に基づく表示に記載する情報

利用するネットショップ開業サービスを選ぶ

ネットショップを作るためには、Webサイトを用意しなければなりません。一昔前は、専門的な知識が必要だったり高い利用料を仕払わなければネットショップを作ることができませんでしたが、現在では初心者でも簡単に、かつ低コストでネットショップを作ることができるようになっています。

初心者の方はSTORESがおすすめ

初心者の方が初めてネットショップを開業するという場合は、STORESというサービスがおすすめです。簡単にネットショップを作ることができ、スマホだけでネットショップ開業を済ませてしまうことだって可能です。

無料プランも用意されているので、ほとんどお金をかけずにネットショップを作ることができます。

まずはアカウントを作成してみて、どうやって使うのか実際に試してみると、どのようなサービスなのか理解することができてとてもおすすめです。

【2023年版】STORESの評判や料金プランなど徹底解説!

本格的なネットショップを目指すならShopifyがおすすめ

Shopifyは世界中で利用されている本格派のネットショップ開業サービスです。

決済手数料を安く抑えることができたり、様々な機能をカスタマイズしたり、完全オリジナルデザインのネットショップを作ることができたりします。

実際に企業のECサイトでもShopifyを利用しているものは非常に多いです。お客様にはShopifyを利用しているということが分からないので、ブランディングにも優れています。

本格派ネットショップの構築はShopifyがおすすめ!【2023年最新】

開業資金を用意する

お金をかけずにネットショップを作ることができるとは言うものの、ある程度の資金を用意しておかなければ継続して運営することが難しくなってしまいます

最低でも、必要な数の商品を用意するためのお金と、ネットショップ開業サービスの数カ月分の利用料を支払える程度の開業資金は用意しておいた方がいいでしょう。

また、商品が注文されてすぐに売上金が入金されるのではなく、一定日数が経った頃に入金されるということもしっかりと頭に入れて、余裕を持ってネットショップを運営するように心がけた方がいいですね。

販売する商品を用意する

ネットショップを開業するためには、販売する商品を用意しなければスタートできません。ほとんどの方が、すでに販売したい商品があってネットショップの開業方法を検討されている場合がほとんどだと思いますが、まずは販売する商品を用意しましょう。

どちらにせよ、下記の2つのいずれかに含まれる方がほとんどだと思います。

  • 自分で商品を作る
  • 商品を他所から仕入れる

自分で商品を作って販売する場合は、商品が順調に売れれば大きな売上を手に入れることができますが、商品を作る手間もその分かかってしまいます。

また、商品を仕入れて販売する場合は仕入れコストが発生するので利益率は低くなってしまいますが、うまく集客を行って販売個数を増やすことができれば、その分利益も増やしていくことができます。

特定商取引法に基づく表示に記載する情報

特定商取引法に基づく表示とは、簡単に言ってしまうと「消費者を守るために必要最低限の情報を提示する」ことを指します。

具体的には、下記のような情報を消費者が確認できるようにする必要があります。

  • 販売業者名(販売者名)
  • 責任者名
  • 所在地(住所)
  • 商品代金以外に必要な料金の記載
  • 不良品の場合の対応方法
  • 引き渡し時期
  • 支払い方法
  • 支払期限
  • 返品期限
  • 返品送料
  • 資格や免許など
  • 電話番号
  • メールアドレス

販売者名や住所、電話番号などの記載が必要となり、個人でネットショップを運営する場合にはこれがネックになる人も少なくないでしょう。

実は、上記のすべてを表示しなくても、問い合わせがあった場合にのみ開示すればOKというルールもあるのですが、一般的なネットショップ開業サービスでは特商法表示を設定しなければ商品の販売が行えなくなっているケースがほとんどです。

ネットショップを始めるためには、上記の情報を表示しなければならないということは、開業の準備を始める前に理解しておいた方がいいでしょう。

商品によっては資格が必要?

一部の商品は、そもそも販売するために資格が必要になるケースがあります。知らずに販売してしまうと、罰則を受けてしまう場合があるので、自分の商品は問題ないか確認しておきましょう。

中古品

中古品を販売する場合は、「古物商許可証」というものが必要になります。

ただし、「販売を目的として仕入れを行った場合」などに限られるので、メルカリなどで自分の持っているものを販売する場合は古物商許可証は必要ありません。

食品

食品を販売する場合は、「食品衛生責任者の免許」や「食品衛生法に基づく営業許可」などが必要になります。飲食店によっては、見える位置に保健所の許可証が置かれている店がありますが、それこそが上記の許可証となっています。

すべての食品がダメという訳ではなく、手作りのものや生物、乳製品などが対象となっています。食品を取り扱うネットショップを開業する場合には、しっかりと確認してから始めるようにしましょう。

酒類

アルコールを販売する場合は、「一般酒類小売業免許」が必要となります。アルコールをネットショップで販売したいという方はあまり多くないかもしれませんが、アルコール度数1度以上の場合は、上記の免許か必要となるので注意が必要です。

ただし、アルコールを使ったスイーツや食品を販売する場合には対象外となっており、特に免許が無くても販売することが可能です。

おすすめの商品仕入れ方法

商品を仕入れて販売する場合には、商品の仕入れ方法を考えなければなりません。仕入れと言っても、方法は様々あり、自分に合った商品仕入れ方法を見つけることで運営の効率をアップさせることができます。

商品の仕入れ方法を考えるときに気を付けるべきポイントについてご紹介したいと思います。

自分の好きなもの、興味のあるものを仕入れる

商品を自分で仕入れる場合は、仕入れ金額に自分が受け取る利益を加えた金額で販売しなければなりません。つまり、自分が購入する金額よりも高い金額でお客様に買ってもらう必要があるため、商品知識が無いと成功率がガクッと下がってしまいます。

自分の好きなものや、興味のあるものであれば、人より知識があったり、作業自体を楽しむことができるので、成功する確率が高くなります。

その商品の需要はどのくらいあるのか。仕入れ金額に利益を乗せた金額で販売しても買ってくれる人はいるのか。在庫を抱えてしまうリスクはないかなどを考えて、どのような商品を取り扱うのか検討してみるといいでしょう。

商品のトレンドを意識する

取り扱う商品によっては、トレンドの波がある場合があります。例えば、コートやマフラーなどは秋から冬にかけて多く買われるというシーズンの波があります。

また、電子機器を販売する場合は、新商品が登場すると需要が一気に低くなるなど、発売日などによるトレンドの波があります。

自分が取り扱う商品は今後販売数が伸びていくような商品なのか、どのタイミングで仕入れてどのタイミングで販売するとしっかり売れるのかなど、商品のトレンドを意識するようにすれば商品の仕入れで失敗する可能性を低くすることができます。

ドロップシッピングを利用する

ドロップシッピングとは、「注文されてから商品を仕入れる」という方法です。ドロップシッピングの商品をまとめたサイトもあり、これを利用すれば商品の仕入れを心配することなくネットショップを開業することができます。

しかし、ドロップシッピングで仕入れることができる商品はすでに他のショップで販売されていたり、オリジナリティを出すことが難しいというデメリットがあります。

そのため、ドロップシッピングを使って商品を販売しても、成功するのは難しいのではないでしょうか。

オリジナルグッズを作る

あなたがもしイラストやデザインが得意なのであれば、自分でグッズを作って販売するという方法も非常に有効な手段の1つです。

SNSにイラストなどを投稿して、一定数のフォロワーやファンがいる場合、ネットショップの商品を紹介すればある程度の購入を見込むことができます。

自分でグッズを作るので、オリジナリティやデザインスキルが必要にはなりますが、うまくいけばしっかりとした売上をあげていくことができるようになります。

在庫を抱えずにネットショップを運営する?

Tシャツやマグカップなど、オリジナルグッズを販売する場合、利用するネットショップ開業サービスによってはデザインをアップロードするだけで簡単にグッズが販売できる場合があります。

例えば、Shopifyを利用する場合は「canvath」というサービスと連携することで、下記のようにオリジナルグッズを販売する事が可能になります。

  • デザインをアップロードするだけで商品を販売できる
  • 発送も勝手にやってくれるので手間がかからない
  • もちろん在庫を抱える必要もなし!

発送まですべてやってくれるのであれば、ネットショップを開業するハードルが一気に下がりますね。これなら初心者でも簡単に始めることができそうです。

本格派ネットショップの構築はShopifyがおすすめ!【2023年最新】

ネットショップの開業におすすめの本

これからネットショップを開業する方に向けて、ネットショップの作り方や運営のノウハウ、売上を伸ばすコツなどが説明されているおすすめの書籍をご紹介したいと思います。

ネットで「女性」に売る

女性向けの商品を販売するための文章やデザインのノウハウが紹介されている本です。

ただ商品を買ってもらうだけでなく、お店や商品のことを好きになってもらうためにはどうすればいいのかなど、かなり具体的な方法が紹介されていて、すぐにでも実践できる様々な知識を得ることができます。

女性向けの商品を販売するネットショップを開業する方は、ぜひこの1冊は読んでおいた方がいいでしょう。

Webショップで月5万稼ぐ!

こちらはネットショップでお金を稼ぐ方法にフォーカスした一冊で、どのようにすればネットショップで稼ぐことができるのかが詳しく書かれており、販売したいものはないけれど、ネットショップを開業したいという方におすすめです。

上手く売上が作れるネットショップにするための「運営方法」についても説明されているので、初心者の方にはぴったりですね。

先輩がやさしく教えるEC担当者の知識と実務

初心者の方に分かりやすくECサイトを立ち上げて売上を伸ばしていく方法が紹介されている書籍です。

自社サイトに加え、モール出店による販売方法も紹介されているため、自分に合ったネットショップ開業の方法を知ることができるのではないでしょうか。

本の内容もイラストを交えて手に取りやすい一冊となっており、初心者の方におすすめです。

例えばどんな商品が売られているの?

世界には無数のネットショップが存在していますが、どのような商品が販売されているのか具体的な例を挙げながらご紹介したいと思います。

オリジナルグッズ

Tシャツやマグカップなど、自分でデザインを制作してグッズを作成して販売するクリエイターの数が増えてきています。

Shopifyのように、自分で商品を生産したり在庫を抱えなくても販売することができるため、リスクを抑えてネットショップを始めることができるという点がこの方法のメリットですね。

ファッションやコスメなどの商品を仕入れて販売する

洋服や小物などを自分で仕入れて、それを販売するというのがこのタイプです。

基本的に商品を一度仕入れる必要があるため、在庫を抱えてしまうリスクがありますが、商品の目利きができる人であれば安定した売上を手に入れることができます。

反対に、自分で商品を制作する必要がないので、特別なスキルが無くてもネットショップとして成功できる可能性もありますね。

コーヒーのような専門的な商品

コーヒー豆のような、特定の商品に絞って販売するというのもおすすめの方法の1つです。

個人がネットショップを開業する場合、品揃えの数を増やすとそれだけ運営の手間がかかってしまうので、あまり得策とは言えません。

逆に企業が手を出しづらい、規模が小さくても特定の商品に特化したネットショップを目指すことによって、収益をしっかりとあげられることができる可能性が高くなる場合があります。

まずはネットショップのアカウントを作成してみよう

どのサービスにするか、どんなショップにするか、どんな商品を販売しようか悩んでいる方も多いと思いますが、まずはアカウントを作成してどのようにネットショップを開業することができるのかを確認してみると、新たな発見があるかもしれません。

まずはSTORESやShopify、BASEなど人気のネットショップ開業サービスに登録してみるといいでしょう。

【2023年最新】おすすめのネットショップ作成サービス比較・まとめ